第9話 おはよう、コルボのマスコットだよ!
「どうしよう……
家に
道は
『
そして、おまけに今日は
コウモリの
「
聞き
「おい、
スピードを
「ぉ、おはよう」
その
「──お、おう。おはよう」
わたしは立ちあがろうとした。だけど――!? ひざに
「あぶなっ……!」
「
「ご、ごめんなさい」
「なんで、あやまるんだよ……。ん!?」
あきれたような
「月澄……。お
犬上くんは、
いきなりだ。
言われてみれば、鬼ごっこへの
何でわかるんだろう? わたしはびっくりした。
「それに、昨日からどこ
「えっ!? ぁ、あの……そ、そのあたりを、うろうろしてた」
それに、〝昨日〟から――って?
「ホントかよ? っかしいな……」
犬上くんは鼻を
「
「え? あの、ど、どこへ?」
「
「え? ええっ!?」
「だから、俺の家だって!」犬上くんはそっぽを向きながらくり
「俺の……家!?」わたしはポカンと
「ど、どうして!? わたしが犬上くんの家に!?」
「
「わたしを!?」
「そうだ。お前の
「ええっ!? お
* *
「くっそ。あのバカコウモリどこに行きやがった?」
「ありえねぇ……」
「よ――!」
声をかけようとして途中で
「月澄……!?」
「同級生か……」
二人の
「ん?
「はい」
『やあやあ おはよう! おはよう! コルボのマスコットだよー』
(アイツか……)コルボの
「なんか
『おつかれさまーって言いたいとこだけどね。昨日、
「あ? なんだと!?」
この能天気ガキは、昨日、
「てめぇ……だましやがったクセに。何言いやがる!」
『やだな、
「あ!」
『
「っ! クソったれ! 俺の
『あはは! まあ、そんなに
「うるせぇ! てメェらには
『へへ、それじゃあ、今日からの
プツリと、
「クソッ!」
「だまされたと言えば、俺より上のどうしようもないのがいたっけ……」
便利屋は顔を上げ、
「ったく……」
便利屋はナンバーをメモに
「あのバカ。これから、大変だぞ……」
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