第8話 お目覚めですか? 灰かぶり姫
「やっと
〝
誰だろう? 眠り姫だなんて。
…………
………
……
…
…………え?! わたしは
ここは……どこ?
そして、その椅子のそばに
――って、いったい誰!?
「ご
「え!?」
「こ、これは……あの、その」
コウモリの
「
「あなたは、
逃げきった? その
「それに……
そこには、
その角、どこかで見たことがある
「ヒツジ!?」わたしは思わず声を
青年は
コウモリに、トリに、ヒツジ。自分のような
「ぁ、あなたは……?」
「ウリアル、とだけ覚えておいてください。さあ、灰かぶりもその
窓から見える
「とき
そう言ってヒツジの青年はほほえんだ。
「では、まず
この
でも、今は
「今は大丈夫……」
「も、元に戻った……」
翼も耳もなくなって、いつものわたしが戻ってきた。
あれだけカラフルだった見える
「なれれば、
「ありがとう……」
「こちらこそ。あなたをお
そう言うと、ウリアルと
「え、
わたしはドアに
「ひ、ひゃああああ! ここ……どこ!?」
めちゃくちゃ
* *
(こ、
ウリアル――
そういえば、あの人の〝
もしかして、助けてくれたのはあの人、なのかな?
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