第1章―第2話―

「誰か人いないかな?」

道を歩くすると一軒の家があった。

「ごめんくださ~い」

「は~い!どなたですか?」

中から女の人が出てきた。

「あら?見かけない服着てるね?異人さんかい?」

「すみません。目が覚めたら急にここにいて、良ければ今晩泊めてくれませんか?」

「そうかい!それは大変だねえ…うちでよければどうぞ!」

そう言って快く家の中に入れてくれた。

部屋に案内された後、悠李はポケットからスマホを取り出した。

「さて…これからどうするか…」

スマホのメッセージアプリを開いてマネージャーに連絡を試みるメッセージを送ったがやはり送信できない

「失礼します」

そう言って女の人が部屋に入ってきた。

「お茶置いておきますね~」

「ああ、すみません。ありがとうございます。」

「いえいえ~あ!私は陽菜乃雪ひなのゆきといいます!そういえば見慣れない服装をしていらっしゃるけど異国から来たのです?」

そう尋ねられたため悠李はこう答えた。

「いえ、日本出身です。」

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