僕の好きな女の子は、どえりゃいド・エロで方言がキツイ女の子だったんだ!

神石水亞宮類

第1話 僕の好きな女の子は、どえりゃいド・エロで方言がキツイ女の子だったんだ!




僕は同じクラスの女の子に恋をした。

でもその女の子は、“実はドエロい女で方言がキツイ女の子だったんだ!”

普段はいつも大人しく、ほとんど女子とも男子とも自分から話さない、

大人しい女の子だと僕は思っていた!



・・・でも? 彼女は学校には内緒で隠れてバイトをしていたんだ。

その仕事が、少しエッチなバイトでさ。

殆ど布を纏わないで素肌がもろ見え、個室の部屋にガラス張りで好きな

事をしている姿をお客が見ているだけなんだけど。

その格好が、お客さんにサービスショットなのか?

足を少し開いたり、胸を大きく見せる仕草をしたり、

本当にどえりゃいヤラシイお店なんだよ。



僕はたまたま5つ上の兄貴が居て、そのお店に兄貴に誘われて行ったら?

まさか、彼女が働いているなんて、、、!

僕はビックリして彼女の目を見れなかったんだ。

彼女も同じクラスの僕だと直ぐに気づいたらしく? 

僕の方はあまり見なかった気がする。

勿論! ”こういうバイトは学校は禁止だし、僕も彼女がお店で働い

ている事は黙っている事にしたんだ!”



そんな時、彼女から学校の帰りに僕は初めて声をかけられる。



『畑田君! 少し話したい事があるんだけど、いいかな?』

『・・・ううん、』

『以前、お店に来てくれたよね?』

『“あの事は、僕と君の秘密だ! 誰にも言わないよ! 約束する!”』

『優しいんだ、良かった! 畑田君がイイ人で。』

『“僕もあの時はビックリしたよ。”』

『そうだよね。』

『・・・なんか? 見ちゃいけないモノを見たみたいで、目のやり場に

困ったんだよな~!』

『普通! あんなお店に同級生の男の子は来ないよ!』

『“僕には5つ上に兄貴がいてさ、あのお店に連れてってもらったんだ!”』

『“そうなんだ、気をつけないとね! そういう事もあるんだ~!”』

『・・・その前に、あのお店のバイトは辞めないの?』

『無理! 給料もいいし、仕事も楽だから、私さ! 実は方言もキツくて

普通に話したら? 何言ってるのか分からないんだよね!』

『・・・えぇ!? で、でも、今凄く普通に聞こえるけど?』

『“めちゃめちゃ意識して話してるから、凄くしんどいのよ!”』

『そうなんだ、知らなかったよ。』

『“でも畑田君が良ければ? 私と友達になってくれない?”』

『“いいよ! 僕も中尾さんとじっくり話がしたかったから!”』

『えぇ!? そうなの?』

『“だって! 中尾さんって、凄くクラスじゃミステリアスな女の子に

見えてんだよ!”』

『ただ方言がキツイから人と話さないようにしてただけなのにね!』

『そうなんだ、じゃあ、また明日!』

『うん、また明日ね。』




僕は次の日から、彼女と友達になりよく話すようになった。

僕が彼女と二人で話している姿を見て、同じクラスの皆も彼女と普通に

話すようになっていく。

彼女は僕に凄く感謝していたよ。

“やっと女の子の友達ができたってね!” 

嬉しそうに僕にそう話してくれた。

今まで彼女はクラスで浮いていた存在というか?

“誰とも話をしないし、一人で居る事が多かったから僕と仲良くなった

事で同じクラスの子達とも仲良くなれたみたいだ!“


“ただ、彼女があのお店で働いている事は僕だけしか知らない!“


クラスの子達ともせっかく仲良くなったのに、あんなお店で働いている

と皆が知れば、彼女から離れていってしまうかもしれない。

それだけは僕はしたくないし、彼女もそれは望まないと思う!


それに彼女はあのお店で、かなり人気がある女の子らしいしんだ!

学校を卒業するまでは、今の関係を僕も彼女も続けていくつもりだよ。

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僕の好きな女の子は、どえりゃいド・エロで方言がキツイ女の子だったんだ! 神石水亞宮類 @kamiisimizu-aguru

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