第3話 夢 (教育)

一生かかっても達成できそうにない夢を持つことが大切だ。


たとえば、テストで「お前は60点さえとれればいいんだ」と言われて、奮起して限界突破を目論む子どもは少ない。


私が子どもと約束するのは、200点とれるくらいの力を持って100点満点のテストに臨もう、ということだ。


たとえば、「期末テストでいい点数をとろう」と大人が言ったとしたらば、子どもが丸暗記で良い点数をとり、テスト後にキレイさっぱり忘れることを許さなくてはならない。


なぜなら、彼らは自分たちの記憶力が優れていることを知っていて、最小コストで最大パフォーマンスを出したのだから丸暗記という手段は「正しい」のだ。


大人だって、こういうことはやらかしていて笑い事ではない。


何を望み、どんな手段をとるのかはもっと吟味しなくてはいけない。


目標が低いなら、手段は正直なんでもよい。


好きにすればいい。


でも目標が高ければ、夢が大きければ、十年単位で考えるなら、一生をかけるなら、そのやり方なのか、その順番でいいのかは本気で考えた方がよい。


もちろん、いわずもがな目標や夢は、自分のものでなくては。



詩ではないけど、


毎月自分の書いた教育本にチラリとお金が入ってて、


本当は何かまた教育について書けばいいんだけど、


どうしたらいいもんかと思って、


とりま書いた。

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