Webサイトからの引用文「水鏡神の起原」

 Webサイト『風土記で見る鎮祭伝承』



 皆様は風土記をご存知ですか?

 恐らく歴史の授業で、耳にしたことがある方も多いと思います。


 風土記は奈良時代に、編纂された地理書です。朝廷からの命令により、各国で編纂されました。内容としては地方の伝承、産物、土地の状態や、地名の起源について記されています。


[中略]


 各国の風土記には、しばしば特定の個人や氏族によって荒ぶる神が鎮められるという筋書きの話が見られる。


 これは鎮めた者の子孫が、意図的に近隣住民に伝承させていた話である。「先祖が荒ぶる神を鎮めた」と主張することで、神の祭祀権を正当化していたのだ。



*



 Webサイト『水鏡神と鬼の伝承』



 かつて■■■■には『鬼送り』という風習がありました。『鬼送り』とは村から産まれた悪い『鬼』さんを追い出す儀式です。


 さて、本題はここからです。


 ■■■■の住民は日々、捨てられた人々――すなわち、『鬼』の祟りを恐れながら生活してました。そこで新たに■■■■を治めることになった黒宮氏は『水鏡神』という鎮守神を祀ることで『鬼』の祟りを鎮め、■■■■の支配者という地位を固めました。


 鎮守神とは、もともと、その土地に住まう荒ぶる神を、鎮める為に新しく祀られた神のことです。


 『水鏡神』は黒宮一族の中から一人選ばれました。それは氏族長の子供でした。

 


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