第15話
「あっそ。俺の店の裏で面倒なことおこして欲しくないから助けたけど、次はねえぞ」
首を縦に動かす
それと同時に体の力が抜けた
男たちが地面に寝そべったところでしゃがみたくないけど体が震えて…力が入らない
目には我慢してたはずの涙が堰を切ったように流れ出す
「はぁ〜ー」
男の人の口から出た大きな溜息
それに体を更に震わせれば
―――ふわっ
急に体が宙に浮いた
突然私が空を飛べるようになったとかそんな有り得ないことが起こったわけじゃない
…宙に浮いた原因は助けてくれた男の人が私を持ち上げたからで
しかも所謂お姫様抱っこというやつで
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