第14話
「健が中学校から、バイクのレースを始めた頃は私も良く観戦してたの…。
健がレースを始めてから1年ぐらい経った頃に健は気付かなかったかも知れないけど、コップを持つ時とかに些細な事で、手が震えてたの…。
暫く様子を見てたら高校に入り出した時に、健はその震えに気付いて、私に内緒で神経内科に通っていたみたいで私は健の制服のポケットに入っていた、診察券を見付けて健に内緒で神経内科に行った時に健の症状を聞いたら、もう神経がボロボロの常態でこのまま走り続ければ、レース中の事故か感覚が無くなり震えの常態が続きますって医師に言われて茫然としたの…。
医師に健はその事を知ってるんでかって聞いたら知らせてありますって言われたよ…。
健はそれを承知で走ってるのかと思うとレースの前日には健は今日壊れてしまんじゃないかと心配で寝れない日々が続いてそれから暫く経つと健はレースを辞めて安心したと思ってたら、哲くんが亡くなって健がまた走り出したと親戚から聞いて直ぐの事だった健が意識不明の重体だって、奈緒ちゃんに聞かされた時、健を止めて置くべきだと後悔したよ…
今日、健の姿を見たら辛くなって泣いてしまったんだよ…。
奈緒ちゃんには申し訳ない事をしたなって思って、ほんとにごめんなさい…。」
俺は、母さんに話した…。
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