第13話
「母さん…。
なおの話しを聞いて分かっただろう…?
なおも俺のリハビリを見て辛いと思うよ…。
それでもなおは、一緒に頑張ろうねって言って仕事も休んで、俺の事を支えてくれているんだよ…。
もうこれ以上誰も悲しませたくないんだ…」
奈緒は、母さんに頭を下げて…。
「お母さん…。
けんが良くなったらまた伺います…。」
奈緒は、母さんにもう1度頭を下げて、俺の手を掴んで、車に向かおうとしたら…。
母さんが玄関を飛び出して来て…。
「奈緒ちゃん…。
健が何れこうなる事が分かってたよ…。」
俺と奈緒は、その話しを聞いて立ち止まった…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます