第3話
「けん🎵
おきてぇ~🎵
朝だよ🎵」
瞼を擦り…。
「なお…。
瞼が痛いよぉ~!!」
「けん🎵
だって瞼が腫れてるから痛いに決まってるでしょ…🎵🎵」
奈緒の瞼も腫れていた…。
「なおの瞼も腫れてるよ…🎵🎵
やっぱり仲良しだね………🎵🎵
瞼を一緒に腫らせるなんてさ…🎵🎵」
それを言った瞬間、奈緒の顔が怒り満ちていた…。
「けんウサ🎵
もう1回言ったら膝枕もうしないからね!!」
「すいませんでした…………!!!!」
「じゃあ…。
ご飯食べるよ…!!」
「はい…!!」
ご飯を覚束ない手で箸を使ってご飯を食べる…。
ご飯を食べ終わると、リハビリに丁度いいと思ってパソコンに触ると奈緒が近付いて来て…。
「けん🎵
何してるの…??」
「リハビリ良いかなと思って、キーボードで文字を打ってるの…」
「そっか…。
前のけんだったら打つの速かったのに、まだ覚束ないね…。」
「うん…。
自業自得なんだから仕方ないよ…。」
「そうだね…。
そう言えば、けん誓い何個破ったか知ってる……??」
「知っているよ!!
4つ破いたよ…。」
「ちゃんと反省してるんだね…!!」
「うん…。
なおに困り事も言わなかったし、1人で背負い込んでたり、別れ話しもして挙げ句の果てに嘘まで付いたしさ…
普通なら疾っくにフラれてるよ!!」
奈緒は、微笑みながら…。
「そこまで反省してるなら今回はおとがめ無しにしてあげる🎵🎵」
「うん…。
ありがとう…。」
「けん…。
どうしたの…??
元気ないね…。」
「うん…。
いつ頃になったら復帰出来るのかなって思って…。」
奈緒は、俺の症状に就いて話した…。
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