第2話

俺と奈緒は泣き続けた…。




先生の温かい手紙で…




漸く泣き止んだのは、5時間後だった…。




「けん…。

目が真っ赤になってるよ…!!!!」




「なおも目が真っ赤になってるよ…!!!!」




「けんの学校もサプライズするんだね…!!」




「うん…。

みたいだね…。」




「けん…。

今日は、泣き疲れたから、ピザ出前して貰おうよ…??」




「うん…。

そうだね…。」




奈緒は、ピザの出前を頼んだ…。




暫くすると、ピザが届いた…。




「けん…。

先生達の為にも元気だして、一杯食べて早く元気な姿を見せてあげようね…🎵🎵」




「うん🎵

そうだね…🎵🎵」




俺と奈緒は、ピザを一杯食べた…。




「けん🎵

今からリハビリしよ……🎵🎵」




「そうだね…🎵」




俺は、奈緒に見守られながら、根気強くリハビリをした…。




夜の10時になり、俺と奈緒は、風呂に入ってまた涙が出てきた…。




風呂から上がっても涙は止むことはなく、寝室で枕を濡らしながら眠りに就いた…。

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