第3章夢の懸け橋

第27話

今日は哲の家に赤ちゃんを見に行くことなった…。



「けん~!!」



「はい。起きます。」



「ごはん食べよ。」



「なお。今日は朝から豪華だね…。」



「けんが入院しているときにレパートリー増やしたんだよ…。」



「なお。ありがとね。

いただきます。」




ご飯を食べて、薬を飲みソファーで横になる



食器を片付け終わる奈緒は、ソファーに座る…。


ソファーに座る奈緒に透かさず、俺の特等席奈緒の膝へ…。



「けんは、子供みたいだね…。」



「なんで?」



「だって、あたしがソファーに座るといつも膝枕だもんね…。

もし、赤ちゃんが出来たら、御守りが大変だよ…。

2人も赤ちゃん育てないといけないから…」



「赤ちゃんが出来てもなおの膝枕は譲らないよ…。

なおの膝枕は俺の特等席だから…。」



「はい。はい。

ところで哲くんと幸実ちゃんに、なにプレゼントしよっか…?」



「襁褓でいいと思うよ…。

哲と幸実さんのことだから、2人で服とか選ぶの楽しむと思うから…。」



「そうだね…。

じゃあ、襁褓とミルク買って行こうか…。」



「うん…。」




俺と奈緒は、赤ちゃんの日用用品を買う為にデパートに向かった。

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