第34話

 異変、レッドマーカーの要塞艦から出てきたスローターギアの解体を行おうとキラーバレットアンツを送ったところ、スローターギアの中にいたスロートトルーパーが内臓をはみ出させつつキラーバレットアンツ達に襲い掛かって来る。


 キラーバレットアンツは即座にサンプルとしてナノマシンで創った無菌カプセルにスロートトルーパー達を捕らえてアトラス・メルルーサ艦内の切り離し可能な巨大なラボの一つで解析を開始した。


 しかし、このスロートトルーパー達は生命反応が無く、未知のナノマシンが体内に大量に入っている。


 スローターギアも同様で有り、未知のナノマシンで造られており、いわゆるゾンビのような状態だった。


 ラトナの元相棒で恋人のジョンソンも未知のゾンビナノマシンに感染したのか皮膚は爛れており、ナノマシンの除去に解析データからアンチナノマシンを送って暫く様子を見ながら救急ボックスに放り込んだ。


 暫くするとアンチナノマシンが効いてきたのかジョンソンは爛れた皮膚なども再生し、グズグズになっていたナンバーズ上位ナンバー8のブラッドも再生していく。


 ナンバー8ブラッドは、運命の日にドラグナイツ艦隊を率いてタクティカルアーマー・タイタンを倒すも数体のタクティカルアーマーに完全包囲されて艦隊は全滅しエンジェルアイズからは死亡判定が出ていた7人のナンバーズの内の一人だった。


 救急ボックス内のブラッドは色白の長い黒髪と姫カットが印象的なジャパニーズ美少女で有り、タクティカルアーマー・タイタンを倒せるような化け物じみたスロートトルーパーには見えない。


 ちなみにラトナはフィンランド系の白人で金髪というより銀髪で背の高い美少女で有り、ホプキンスは陽気なムキムキマッチョな黒人でチャラいラッパーのような見た目、ジョンソンは典型的なアメリカ系の細イケメンマッチョ白人で有る。


「ねぇ、バイセ。コイツら死んでんの?なんか生きてんだか死んでんだか分からないんだけど」

[あら〜、スロートトルーパー達も全員死んでるようでナノマシン救急ボックスで再生してるから死んでないわよ〜。たぶん]


「そうなの?私はこの娘にちょっと興味有るかも?」

[ああ、貴方って中身は男の子だっけ〜、でも、身体は女の子って…いや~ん百合百合しちゃう?百合百合〜☆]


「黒髪キュートで凄く可愛いから、ちょっと味見したいだけよ。ジョンソンだけハーレムなんて許せないじゃない!私なんて仲間だと思ってた連中に無理矢理…まあ、その話は良いわ。とにかく起きたら私が尋問するから宜しくね」

[了解よ〜。バンバン百合百合しちゃって〜☆]


 その後、電気ショックで心肺蘇生、ナノマシンのおかげで脳のダメージは無い事を確認したブラッドを、ラトナはベッドルームに連れ込み色々と黒髪美少女を楽しんで尋問して美少女のブラッドを強制的に百合の世界に引きずり込む。


 そしてブラッドは、ラトナ無しでは生きていけない位にラトナに愛されまくって主に身体を使った尋問は終わる。


 ジョンソンは全く役に立たないので救急ボックス内に放置した。

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