第3話 霙
11月7日札幌に、初雪というか、みぞれが降った。
寒い冬の到来を告げる
暦は忘れてまったが、まだ晩秋くらいではないだろうか?
僕はアンダーシャツを着ずに、クリケットのドレスシャツを着て第2ボタンまで開けたラフなスタイルで、着古したライダースを羽織り、お気に入りのベルトを巻いてケルトアンドコブラのデニム、黒い革靴と言ったどこかのロックな服装に決めた。
部屋では快適な室温で不快感は、なかったのだが、外に出ると冬を感じた。
道はぐちゃぐちゃに濡れていて、天からは雨に近い霙、悪天候だ。
僕は、部屋から外を眺め会社に電話をかけて、送迎の車を手配した。
職員のYさんに昨日ネットで注文したお米が玄米で、手順どうり炊いたら美味しかったことを、世間話程度に告げた。
するとYさんは、玄米は人によってはお通じか良くなったり、逆に悪くなったりすると教えてくれた。
でも、僕はこれから玄米を主食にしようと心に決めていた、美味しいのである。
それにネットだとコストパフォーマンスも良い。
だが、これは僕の悪い癖だ、Yさんは3分づきに精米したものをおすすめしてくれたのだが、そのアドバイスは聞き流してしまう。
お通じが悪くなる恐れがあることも、、、
僕は慢性便秘の持病を持っていて、4日に一度、ピコスルファートナトリウムと言う薬を35滴服用して、翌日に排出している、ピコスルファートナトリウムを飲む前の普段の日常には、グーフィスという慢性便秘薬を最大量、ピコスルファートナトリウムを1日に10滴くらい、それでもお通じは日常こない。
飲んでいるクレチアピンと言う精神薬の影響も大いにあることだろう。
たが僕は、これらの事象を人格障害の悪い人達に祟られていると感じている。
この世に嘘つきは沢山いる、そして嘘の道をひた歩み、もう人の道には引き返せなくなり、死んで誰からも、家族でさえも忘れ去る惨めな有機物として朽ちて行くだろう。
火の神アグニに灰すらも残さないほどに焼き尽くされて消滅してしまうかもしれない。
とにかく嘘は赦されない、そして僕もまた嘘を赦さない。
カリユガ 混沌と誤った法の時代
だがその時代を楽しんで、苦しみを背負い
1人、或いは家族と共に生きていくこと
そこに救いはある。
僕はバースデイというバンドの涙がこぼれそうと言う曲のイントロのリフを弾けるようになり始めた。
チバユウスケがグレッチのシグネチャーモデルの広告でユーチューブで弾いているリフだ。
僕の生まれて始めてのコピー曲
二十年間近くもギターを弾いているのに
始めてのコピー曲
ようやく、心と右手と左手と頭が別々に機能して、心の指令に愉しむ事が出来るようになった。
そこに情熱やクールさそして歌が入るのが目標だ、
今はひたすらに休み休みリフを弾く。
外では霙を踏み飛ばす車の音が聞こえる。
本当に好きを仕事に、、、
ノルマや金のために働くのはナンセンスだ。
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