第26話
「人間か。何の用だ」
深い声帯が木々や草花を揺らしながら厳かに大気を震わせた。竜の言葉には威圧感があるのか、もしくは竜自体が圧倒的であり、生物はその支配的な覇気に無条件な屈服をせざろう得ないのか、それは判らないがその声だけで絶対的な絶望感を感じずにいられなかったのは事実であった。
竜について、話そう。
竜はおおよそ、四種に分類される。
まず下位の竜。ロウ・ドラゴンと呼ばれる事もあるが一般的に竜といえばこれである。幻想的な力は持ち合わせていないが、圧倒的体躯で他を蹂躙する。並みの猛獣など無条件に屈服するしかない自然界の頂点。
けれども、これでも竜種の中では下位である。竜というだけで無条件に自然界のヒエラルキーで頂点に立てるのである。
続いて、ノーブル。中位に位置する。ここから火を吐いたり、雷を纏ったり、そういう超常的な力を発言するようになる。カーリャが様々な情報から推測した雷竜種、カンヌドレイクと呼ばれる事もある竜種もここに分類される。各地に点在する竜の集落などでは力あるノーブル種が頂点であることが多い。
そして、上位種。ロードと呼ばれる。名が表す通り竜種の頂点に位置する。ここに位置するのはグラン・ドラグーンと呼ばれる種族一種のみであり、ガルガード山脈のドラゴンピーク、つまりは竜の王国を支配しているのがこの種族である。
最後にエンシェント種であるがこれはもはや神話の話になってしまうので体系として存在することさえ知ってもらえば良い。
つまり現存する竜種の中で最高位に位置するのがグラン・ドラグーン。別称、黄金竜なのである。
ある夜、カーリャが語った通り、王金、オリハルコンや練り上げた魔法銀、ミスリルを用意しなければ貫けないほど強靭な皮膚を持つ。竜種の頂点に位置する為、現存する竜種の特注を併せ持つ。飛翔や火炎の吐息のようないかにもなものから、魔術の行使まで、様々な力を持つとされている。人類が勝利するのは絶望的とされる文字通りの竜種の王である。
竜種の王。
つまりは本来、北のガルガランドの険しい山脈の奥深くに根城を築き、険しい山脈を死ぬような思いをして登頂しなければ出会う事すらない、ある種人類にとって最も縁遠い存在である。
なので、カーリャも普通に考えて雷竜で間違いはないだろうと、黄金竜の存在など絵空事と視野にも入れていなかったのだが。
「もう一度聞く。何用だ」
そう、厳かに告げる者。
信じたくはない。
信じたくはないが。
雷竜にしては肌が眩すぎる。
金色に輝く鱗の一つ、一つからは粒子が満ち、不可思議な波動を生んでいる。
三界の力が大きく流動しているのである。
強い力を持つ証明である。
そして、輝く鱗が如何なる硬質さを持つかは、すでに語った通りであった。
体躯は樹木を仰げるほどに大きい。
爬虫類をそのまま巨体にしたような姿。
偉大なる風貌。
四足だが、二足での歩行。
歩行に使用する後ろ脚は鍛え上げられて樹齢千年の大樹のようにどっしりと根を下ろしている。
逆に、歩行に使用しない前肢は細く、かわりにしなやかに仕上がっており、先端は、鋭い爪を生やした四本の指だった。
指先の爪は、太く、大きく、長く、硬く、伝承で語られる神槍の一種かと感じ得る程に圧倒的であった。
実際にそれは絶望的な攻撃力を持ち、アークガイアの王城や城壁などは豆腐かチーズと勘違いするかのように容易く粉砕するだろう。
背には翼。
翼竜を思わせる翼。
大きく堅牢だが、残念ながら竜種の体躯を支え、滑空するには頼りないと言わざろう得なかった。
しかし、カーリャは知っている。
その背面の翼に力を流動させれば大気を震わせ、空を支配の範疇へと置き、たちまち風と共に天を征服せんとすることを。
首は長く、太い。
王都の巨大で鋭利なギロチンでも切断するのは不可能だろうと思えるほどに強靭。
眼光は鋭い。
眼光は、黄金に輝く。
金色の眼光は、グラン・ドラグーンの特徴が一つとカーリャは何かの書籍で読んだことがあった。
顔は、思ったよりも小柄である。
牙も鋭い。
岩や鋼ならば平気でかみ砕くと伝え聞く。
何よりも特徴的なのは鬣。
金色に逆立った鬣。
まるで獅子を彷彿とさせる王者の鬣。
威風堂々とした鬣。
雷竜には特徴として鬣は生えていないはずである。
雷竜の特徴は比較的のっぺらとした頭頂部と四足の歩行であり、雷電を起こす際に鬣に帯電するのが理由で退化したとカーリャは聞いたことがあった。
最後に尾。
これも太く強靭。
それを三本目の脚のように地に下している。
つまりは膨大な樹齢を重ねた大樹がそのままの強度と密度を内包したまま編み上げられた鞭と化したようなものである。
彼らが軽く一周して、そのままなにげなく尾を流しただけで、熟練の兵団が半壊したというのは良く聞く話だが、それが誇張ではなく現実だと深く思い知らされる程に逞しかった。
人類との戦力比一対百。
随分と甘く見積もったものだと、その堂々たる風貌を見上げ、カーリャはそう感じるしかなかった。
「ねえ、カーリャ」
「……なに?」
能天気な馬鹿が声をかけてくる。首を絞めて殺してやろうかとカーリャは思った。
「あれが、雷竜?」
「あ、いえ」
「へえ、大きいんだね。漫画でみたとおりだ。ファンタジー世界に来てよかったって初めて思ったよ」
「ファンタジーはあんたの頭よ!」
狼狽露わに叫ぶカーリャ。
その二人の問答を耳に、竜は口を開く。
「我を矮小な雷竜と同等に扱うとは。つくづく人間とは度し難く無知な生き物よのう。見てわからぬか。我の正体を」
竜は厳かに言い放つ。
「我が名はイグナート。竜種の頂点に立つ者。貴様達は黄金竜だのグラン・ドラグーンだの呼んでいるらしいな」
最悪だと思った。
完全にババを引いた。
午前中からダイスの出目が悪いとは度々感じていたが、まさかここでファンブルをかましてしまうとは夢にも思わなかった。
黄金竜、グラン・ドラグーン種。竜族の王。ガルガード山脈に居城を構えし竜種の支配者。王金に匹敵する爪と皮膚を持つ生物の頂点。
勝てる道理はなかった。
というか、昨日からゴロツキともめ事になったり、普段は合わない悪獣と遭遇したり、乗合馬車の乗り心地が悪かったり、部屋が汚かったり、酒場で食った夕食がまずかったり、朝は朝でカピカピの小麦団子を出されたりと、踏んだり蹴ったりの運の悪さだがもしかしたらこの何気なく連れてきた小娘が全部自分の運を吸い取っているのかとカーリャは思えた。
完全に八つ当たりだが、カーリャはミシューを睨みつける。ミシューはまるで観光名所で訪れた先の巨大な仏像でも眺めているかのような表情で竜を見上げていた。その能天気さが逆にカーリャの殺意を三割増しに増幅させた。
竜がつまらなそうに鼻を鳴らす。
「ふん。矮小な子虫がちょこざいに我の庭を闊歩していると思ったから話しかけたのだが、やはり矮小な生物には言葉も通じぬか。話しかけた我が愚かだったかもしれぬよのう」
どうやら、対話は通じるらしい。
わざわざ竜の言語ではなくセインブルグでの公用語に置き換えて話してくれるところを見ると中々律儀な竜らしい。ならば、意思の疎通も可能ではないかとカーリャは思う。
今までは討伐を視野に入れていたが黄金竜が相手ならば討伐もへったくれもない。さすがのセインブルグも王金や魔法銀一式で武装した一個中隊など用意していない。そもそも、そんなものを用意したところで使い道がない。今回のようなケースも、セインブルグ王国建国以来で初めてである。初めてをもらっちゃったというわけである。
カーリャはすぐに方向を転換し、対話での解決を試みようと考えなおした。人間、話せばわかる。まあ、今回の件は人間が相手ではないのだが。
向こうの言い分を聞いて、こちらの言い分を通す。ウインウインの決着が理想である。目標としてはゼファーリア大森林から移ってもらう事であり、それがもっとも理想的な終着点である。
次点としては非常に気は進まないが、居住地をもう少し森の奥に移動してもらい、人間に干渉しないようにしてもらうという事である。竜の脅威がなくなるわけではないので落としどころとしては不服だが、さすがに相手が黄金竜となれば無理強いは出来ない。
最悪なのは敵対。これが一番避けなければならない。黄金竜が相手ならば雷竜相手に想定した戦術行動は役に立たない。オリハルコン製の攻城兵器はないし、ミスリルで武装した兵団もいない。もはや『砲』の使用ぐらいしか対抗手段が思いつかないが、あれは射程が短いのでアークガイアまで竜を引っ張ってこなければならない。王都がかじりかけの小麦団子になるのは想像に難くない。
いずれにしても、この問答にセインブルグの興亡が関わっている。失敗は許されない。カーリャのご近所様に評判なレベリオン家三女の軽快なトークに満開の薔薇が咲くときが訪れたというわけである。
ちなみに余談だが彼女のトークは地雷が多い。空気も普通にぶち壊す。逆鱗に触れるのも得意分野であった。
カーリャは口を開く。
「失礼。確かに黄金竜と見受けします。名乗るのが遅れました。我が名はカーリャ=レベリオン。セインブルグ王国騎士軍ローレライ第七師団第七小隊所属の従騎士。以後、よろしくお願いします」
「失礼、だって。ぷぷ」
空気を読まない馬鹿がいる。交渉に失敗したらギロチンにしてやろうとカーリャは心に強く誓った。
竜の眼光が強く光る。
「ほう。軍属か。レベリオン家。まだ存続していたのか? 建国以来の旧家だな。六大公爵ぐらいにはなったのか?」
「いえ、レベリオン家は代々子爵の家系で」
「王都の連中も見る目がない。あの名家を飼い殺しにしておくとは。大方、正義に自分達の悪事が侵食されるのを嫌がっての閑職だろうに」
良かった。話は通じる。しかもなぜか好感触である。レベリオンの小さな家名はなぜか、黄金竜にも通じるらしい。レベリオン家すげーとカーリャは思った。
「なるほど。レベリオン家の娘か。ならば、会話に応じるのも吝かではないのかもしれぬなあ」
「光栄でございます」
「光栄って初めて聞いた。リアルでいう人いるんだ」
隣で空気を読まない小娘は後で崖から突き落とそうと思った。今なら完全犯罪も辞さない。
竜は厳かに口を開く。
「さて。では何から話そうか。何を聞きたい」
「では。なぜガルガード山脈に居城を構える偉大なる王の一族がこのような辺境の地で独り、隠れ住まわれているのでしょうか。矮小な我々に教えていただけないでしょうか」
「それを聞いて何になる」
「え?」
「それを聞いて何になると言ったのだ」
竜は強く鼻を鳴らす。
どうやら、いきなり切り込んではいけないところに切りこんでしまったらしい。空気が読めないで近所でも評判だが、さすがに今のはなぜ怒ったのか、カーリャには解らなかった。
視線を軽く移すとミシューがなるほどねと、妙に納得した表情をしているので、この娘に解って自分に解らないことが妙に腹正しかった。もしや、ドラゴンピークで王族の派閥争いでも起こったのかもしれない。それで国を追われて、とか? いや憶測では何とでもいえる。今は対話を続けるべきである。
「申し訳ありません。出過ぎた発言でした」
「ふん。言葉には気を付けろ」
「本当に、申し訳ありませんでした。分をわきまえぬ発言、反省します」
「口では何とでもいえるわ」
「では、続けさせてよろしいでしょうか。黄金竜よ。貴公はこのゼファーリア大森林に居城を構えるつもりで?」
「それがどうした」
「いえ。他にも貴公にふさわしい土地があるのではないかと」
「ここに住まわれたら困ると」
カーリャは重々しく頷く。
「このゼファーリア大森林は我らがセインブルグ王国の領土。そして首都であるアークガイアからも離れておりません。矮小な人の身では貴公の威光はあまりにも強すぎるのです」
「それで、出て行けと」
「お望みでしたら、住処は我々で用意します。希望があるのでしたら極力、譲歩しますので。ここはなにとぞ、お考えを改めていただけたらと」
「笑わせるな。なぜ、我が矮小な人間に気を使わなければならない。むしろ、自らを矮小と自覚するのならば貴様らが居住を移せばよかろうに。王都を移転するなりして、な」
カーリャはやばいと思った。一見すれば気さくに見えてこれは、完全に話が通じない相手である。
そもそも、建国三百年の大都市を安易に移動など話が通じないにも程がある。あれほどの大都市が一夜にして生まれたなどと、そのようなおとぎ話があるはずもない。地道にコツコツと増築していったのである。すでに人口も三百万人を突破している。竜の気まぐれ一つで三百万人の国民を路頭に迷わせるわけにはいかない。
カーリャはだから、再度懇願する。
「ご存じかと存じ上げますが、我らがセインブルグが王都、アークガイアはすでにガリア大陸でも類を見ないほどに発展しております。我々は我が王都をガリア大陸随一、いえ、他国の首都と比べても圧倒する程の規模だと自負しております。いくら名高き黄金竜といえども、いたずらにそれを蔑ろにするのであればそれは、いずれは竜の王国であるガルガランドとの外交問題に発展するのではないでしょうか。今一度、お考え直し下さい」
「ふん」
カーリャの真摯な言葉に、しかし黄金竜は鼻を鳴らした。
「外交問題? 知った事か。戦争を起こすならば起こせばよい。そもそも、それこそが望むところよ」
「え?」
「望むところといったのだ」
竜は大きく威圧するように羽を広げると、敵意を露わに二人に告げた。
「そもそも、なぜ、我がこの地に足を踏み入れたと思う。わざわざ、矮小でこざかしい人間が住まう王都の傍の森に。少し考えればわかりそうなことだがな」
「まさか」
「そう。まさかだ。我の目的、それはすなわちセインブルグの王国を滅ぼす事。いや、違うな。矮小たる人間がのさばり、我こそが地上の支配者といわんばかりに闊歩しているこの時代に、竜という強大かつ偉大なる存在が戒めを与える為に、この地に訪れたのだ!」
「それはつまり、人間を襲う、と?」
「そうだ!」
竜は怒りをあらわに、言葉を放った。
「我は人間という無力でしかし、数ばかり多い存在が自らの存在を誇示し、あまつさえ我ら竜種と対等だと言わんばかりの現状が我慢できん。先ほどの問答もそうだ。なにが外交問題だ。貴様ら人間は、我ら竜よりも圧倒的に劣る存在。ならば、貴様らは我らに絶対的な服従を誓わざろう得ないに違いなかろうに。それをなにが、交渉だ。笑わせるな!」
早口だった。
おまけに敵意、丸出しだった。
向こうから話しかけたので、正直少しは話が解るかなと思ったら解るどころか、言い分を聞いてみれば完全に人間に敵対しようとしているパターンの竜だった。一のダイスが二つ出て、さすがに次は無いだろうと思ったらもう一個一がでたような感覚だった。つまりは最悪の最悪の、それまた最悪というパターンだった。
カーリャはそこで、更に言う。
「確かに、お怒りはもっともです。我らが偉大なる竜種に対して分を弁えぬ行動をしたのは確かです」
「こういう場合は、対等で威圧的に交渉をした方が良いんじゃないかな」
知ったか民が横からしゃしゃり出る。そういう場合じゃねえんだよ。こっちは必死なんだよ。
「ですが、失礼かと申し上げますが我らにも武装の準備があります。中には御身に傷を負わすことの可能な手段もいくつも用意しております。人間を矮小と申し上げましたが、もし敵対するのならば御身も無事では済みますまい。なにとぞ、怒りを鎮めて、矛を収めていただけませんでしょうか」
下手をすれば余計に竜を刺激する言動。しかし、敵対するのであれば、ただでは済まぬという注意喚起も必要である。そうしなければ一方的に蹂躙されるだけである。
実際、『砲』を初め、高位種族であるグラン・ドラグーン種に対抗できる手段はいくつか存在する。しかしどれもが扱いが難しい上に使用に当たる承認も難しく、おまけに事後の被害や損失が大きい。できればそれは最終手段にしたい。
したい、のだが。
やはりというか、竜はその言葉に怒りをあらわにした。
「我を傷つけるだと! 望むところ! よくぞ申した! それがよもや真実としても我は決して矛を収めぬだろうよ! たとえこの身がいかに傷つこうとも、人間に我らが恐ろしさ、驚異を受け付けてやらぬと気は収まりつかぬのだ!」
咆哮。
カーリャは、竜の咆哮を正面から浴びる。
想像以上だった。
想像以上に高圧的だった。
威圧するだけで大抵の猛獣はひれ伏すというが、これはもはや生物の本能的な恐怖心を刺激するものである。
師に、何度か殺されかけていなければ、自分も恐怖にひれ伏していただろう。まさに地獄の英才教育であった。
ちなみに隣の小娘は終始きょとんとしているが、これは恐怖心がマヒしているだけなので例外中の例外中の例外である。
しかし、何故にここまで人類に敵意を露わにするのだろうか。大抵の竜はそこまで人類に興味がない。人が蟻に興味がないのと同じである。誰かが、致命的な何かを行ったのだろうか。例えば肉親等の大事な相手を傷つける、とか。
まあ、実際にそんなことに思案をする暇はなかった。
非常に残念なことだが、すでに竜は臨戦態勢であった。問答の中で自分達もまた、滅ぼそうとする対象でしかないと認識したのだろう。
竜は、その山のような巨体を静かに構えた。
「もはや、語ることなどあるまいて。まずは手始めにレベリオン家の小娘を引き裂いて、その肉片を王都にばらまいてやることにしよう。矮小なる身で、我に挑む事、地獄の底で後悔するが良いわ!」
「わーRPGゲームのボス戦みたい。ああいういかにもな台詞って本当に言うんだ」
緊張感の欠片もないミシューを横に、黄金竜、イグナートが嘶いた。
それをきっかけにひらかれたのは、竜と人という絶対的に絶望的な戦いの幕であった。
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