【7】乱入者と決闘
「弱っちぃなぁ。おい」
「あの家のやつだからか?」
と5、6人の生徒がケラケラ笑っていた。
「キアラ先生、決闘って一対多でも問題ないですよね?」
「問題ないぞ」
よし、なら戦争だ。こいつらには痛い目をみせる。
「おいクソども。決闘だ。全員でかかってこい、加減はいらねぇな。」
俺は怒っていた。自分の家名の噂を払拭しようしている。そして努力している。
そんな努力家で家族のために怒れる優しい人を馬鹿にするのは、クロノが、黒野慎太という人間が大っ嫌いな人種だった。
「おうおう言うねぇ。誰と戦うんだい?」
「今すぐかかってこい。まとめて潰す、、、
少しだけ、本気を出してやる」
「最初は俺が行ってやるよ」
そう言ったのは、俺が入学式前にリリィに絡んでた、、、、、えっと、魔道士くん(名前忘れた)
「《
「《
吹き飛べ、《
そして豪炎火球が消え、魔道士くんの四肢が爆散した。
「え?ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「「「!?」」」
うるさっ
「クロノ!さすがにやりすぎだ」
先生に怒られた。ま、そっか
「《
・・・・・・・・
「《
まぁた寝てるよ。暇なんか?もういいや、めんどいからメイナールおるー?」
《
「あらあら、久しぶりですねぇ。クロちゃん」
「クロちゃんちゃう」
「それでぇ、クロちゃんはなにかよぉう?」
無視かい!
「そこにいる粗大ゴミ(直球)を治して」
「いいよぉ」
「《
時間が動き出した。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
と叫んでいる。うん、うるさい
「メイナール、お願い」
「はぁい、お姉さんに任せなさぁい」
転移門から出てきたメイナールが魔道士くんの傷を治した。
「クロノ、聞きたいんだがあの人?は天使なのか?」
「?。違いますよ。メイナールは癒しの女神で、『聖女』や『聖母』系統の職業の力はメイナールから来てるんですよ。知らないんですか?」
「「「知らんわぁ!!」」」
Fクラスと先生だけじゃなく、あっちの粗大g、じゃなくて生徒も驚いてた。言うて驚くことかね?
「そんなことより早くかかってきなよ。それとも降s」
「「「降参します!!」」」
即答だった。あとめっちゃ食い気味だな。
「あっそ、じゃあ二度と喧嘩売ってくんな。これは警告だよ。次はうっかり殺しちゃうかもだからね」
「クロちゃん戦わないのぉ?」
「今日はおしまい」
「やっ」
「やっ、じゃなくて」
「じゃあ帰らないぃ」
「え?」
「今日はクロちゃんの部屋でぇ寝るっ」
「絶対却下ぁぁぁぁぁ!!」
〜しばらくして〜
メイナールには帰ってもらった(強制的に)
いやー、疲れた。暴れるから《
にしてもリリィの魂が帰ってこない。ふーむ、何か嫌な予感がする。使いたくなかったんだけどなぁ
緊急事だし仕方ない
「《
精霊全王と契約しているのだが精霊全王曰く、精霊王は各属性ごとにいて精霊全王は精霊王達にとっての王だから全王らしい
『ふむ、拙者を呼んだのは貴様でござるか?』
「手伝って欲しいことがある」
『人間ごときに手伝う義理もないでござる』
「あっそ、ならもっと上の精霊に頼むからいいや」
『何を言っているのでござる?』
「もういいよ。《
『!?』
『ふぉっふぉっふぉ。久々の人間界じゃのぉ』
「久しぶり、グアじい」
『久しぶりじゃのぉ、少し大きくなったかのぉ』
「まぁ、あれから2年経ってるので」
『おい人間、なぜ全王様を及びできるでござるか?』
「あ、もう帰っていいよ。じゃあね」
『待つでごz』
これでよしっ
次は
「グアじい、あそこの子の魂が抜かれてるから助けたいんだけど、盗った奴わかる?」
『もちろんじゃ。対価はもっとワシを呼んで欲しいのじゃ』
「わかったからお願い」
『さてやるかのぉ。《
「ありがとうグアじい。《共鳴》」
これで追える。待ってろ………
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