【8】霊魂の使い手
乱入者は追っ払ったけどリリィの魂が帰ってこないから精霊王の王様に頼んで見つけてもらい追っている
「追いつい...............った!」
「な!?」
いかにも怪しい黒ずくめの姿をしているやつが驚いていた。そしてその右手にはリリィと同じ色の魂を持っていた
「それを返してもらうぞ」
「貴様1人に我らレコーダーを止めることはできない。《霊道》」
霊道と言うと、空を走って言ってしまう。
「まずい。《
精霊全王と契約したことで精霊と同化することができるようになった。今回は風精霊と同化して風を操り追いかける。
「《
自己時間加速:いわゆる思考加速のオリジナル強化版で、思考の他に身体も少し早くなる。
風で相手を動きずらくし、自分は加速する。
これぞ一石二鳥と言うやつだね。
そんなことを考えているうちに盗人は逃げるのを諦めたのか、止まり、こっちに振り向いた。
右手の魂を上に思いっきり投げながら、言った
「貴様に見せてやる。我らが神の力を《
そう言い放つと雰囲気というか気配が人から霊に変質した。
「みよ!これが我らが神の力だ!!《
不審者の左手に剣の形をした何かがある。
それとリリィの魂は上にいる霊に持たせているっぽい
ただ、ただ少しだけ期待してしまった。
そう。実に、、、、実に
「残念だ、、、、」
「我らが神n」
「つまらない。そう意味だよ。もういいや、そろそろリリィを返してもらおうか。」
「それをみすみす見逃すと?」
「これは最後通告だ」
「くだらない。我らが神の力にひれ伏すがいい」
俺は見た時は『
加護の本質は
加護は神が気まぐれにばらまくやつ
俺は神に会える力がある。結果、4、5年前に全部の神の加護を-(強制的に)-貰った。
こいつの加護は輪廻の神ヴェネツィアの加護だ。それに俺は精霊全王の契約で普段は使わない精霊眼で加護や
まぁ鑑定スキルみたいなやつ
神の力とか言ってるけど、結局は加護も
だからこそ格の違いってものを見せてやる
「お前に格の違いってもの見せてやる」
「貴様ごときに何が出来る?」
「《
霊格解放:霊衣開放の上位スキル。霊衣開放は周囲の霊力を使うが霊格解放は自身の霊力の源を解放することで霊力を操ることが出来るそして極めた者は周囲の霊力の主導権すら奪い取ることが出来る
「こい、《黎明剣 セル》」
そして戦いは終わった。レコーダーという組織。加護を使う者。表と裏。陰と陽。
何かが少しづつ、そして確実に迫っている。
〜1週間後〜
リリィもすっかり元気になった、、、、んだけどなんか俺と話す時だけ異様にキョドってるていうかビクビクしてるというか、、、、、
俺嫌われてる?
そういえば今日先生が課題を出すとか言ってたっけ
まぁなんとかなるでしょ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「課題は近々開催される王国武闘祭と学園戦の団体戦及び個人戦に自身に枷をつけた状態で参加し、弱点克服していくこと」
王国武闘祭とは、年に一度の最強を決める戦いで、自由参加。武器、魔法、スキルあり、魔道具なしのくじ引きトーナメント戦
学園戦とは、武闘祭の試合と日付を一日づつ交互にすることでどっちもみることができるようのされている。ルールは武闘祭と同じで再起不能レベルの攻撃は禁止となっている。ただ年に一度ではなく年に三回くらい開催される
ふと俺は思った。俺の枷だけなんかやばくなる予感がするのだが気のせいかな?
うん、気の所為だそうだきっと気の所為だ
そう自分に言い聞かせるのであった。
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