【6】模擬戦3

「「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」」」」

驚きの声が第一訓練場に響き渡った。


「どうしたの?」

「消滅したよね?」

「したよ?」

「消滅魔法?」

「違うよ」

「え?」

「え?」


なんで驚いてんだ?

分子レベルで圧縮して消しただけなのに(無自覚)


てんやわんや


〜休憩中〜


模擬戦の三回戦目の前に休憩している


「クロノ。先に言っておくが、私はお前に対して手加減ができない」

「別にいいですよ」

先生は手加減できないそうだ。ま、なんとかなるだろう。


「先生が手加減できないってどんだけ強いんだよ」

「私は戦ってみたいわ」

と戦いたいやつやこいつすげーって思うやつが多い

戦闘狂かよ


〜休憩終了〜


三回戦目は

 ラティス・グーダイク対リリィ・ライルオ


ラティスの職業ジョブは『後継者』。本人も詳しい事は知らないそうだ。

つまり詳細不明の職業ジョブ。唯一本人が使い方をわかってるが全て知っている訳じゃないのが気掛かりだな


リリィの職業ジョブは『影』。

影を操り支配する。変幻自在の万能職の印象がある

暗殺者としての印象が強く、軽蔑されたりしている。けど使い手が大切だと思うんだよな、リリィなら問題ないと俺は思う。うん。


始めるとリリィの影が大きくなり、そこから黒い影が何本も飛び出してラティスへ襲いかかる。

ラティスは「後継三式:暗黒」と言うと、リリィと同じ技を使った。


「えっ!?」

両者の影が撃ち合い拮抗状態になった。

互いの攻撃が相殺しあっている。先に動いたのはラティスの方だった


「後継二式:賢神 《電光ライト》」

影の迎撃をやめ、前に出した手から強めの光が照らした

影が揺らぎ、攻撃が止まった


「なっ!!これならどう?《黒影砲ブラットレイ》」

「《光出力最大化電光砲パラメータルレイライト》」


お互いの技はまさに対極の技

でもさすがにまずいな。先生がラティスの光でム〇カ状態になってるw

っと、それよりもとめなきゃな。


「はいストーップ《解錠リリース》」

そう言うと2つの力が消えた(シレッ)

思ってたよりも簡単だな(無自覚)


「先生、もう回復してるんでしょ」

「さすがに気づかれてたか〜」

「ちゃんと仕事してくださいよ。乄ますよ?」

「クロノが言うと怖いな」

そういうと先生は「はっはっは」的な笑いをあげてた。さて2人は、、、、


突然リリィが倒れた。

急いで見たところ、魂?を抜かれてた。たぶん。

すると入口の方から声がした。


「弱っちぃなぁ。おい」

家のやつだからか?」

と5、6人の生徒がケラケラ笑っていた。


「キアラ先生、決闘って一対多でも問題ないですよね?」

「問題ないぞ」

よし、なら戦争だ。こいつらには痛い目をみせる。


「おいクソども。決闘だ。全員でかかってこい、加減はいらねぇな。」

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