第6話 家族の異変その②

 次の日の朝、コロナに感染してから5日目だが体調はかなりよかったが、寝汗は相変わらずに酷い。


 便の色はやっと普通に戻り、下痢も治り、父の喉も少し良くなってきたようである。


 食欲も元に戻ってきた。


 夜になり、母も熱っぽくて寒いと言っていた、ただ熱は36.4度である、平熱が34度ぐらいなので気がかりには感じる。年齢も80歳なのでやはり心配だった。


 やはりコロナの感染力が強いと言うのは本当であり、家族全員感染したようである。病院行かなくて平気なのか……?


 唯一の救いは、私の彼女が感染しなかったことである、うちの子は生まれつき基礎疾患があり(ここでは病名は控えるが)、ワクチンは全部打ってはいたが、私が発病する直前に一緒にいたため心配だったが問題はなかった。


 とりあえずその日は普通に食事をして、いつもの時間に寝ることにした、もうちゃんと睡眠は取れるようになっていた。

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