第51話 12月22日のニュースととろ甘で短編小説を読む

 こんばんは! 今日は、冷たい空気の中にも少し冬の澄んだ空気が気持ちいい一日やったね❄️。東京の天気は晴れで、夜には少し冷え込むから暖かくして過ごしてな🌙。ちなみに、今日は「夫婦の日」やね。大切な人とほっこりした時間を過ごせる一日になるとええなぁ💑。

 さて、今日の「ユキナの視点」では、ホーチミン初の地下鉄開業のニュースを取り上げたよ! 日本とベトナムの新しい絆が見えるこの話題、ほんまに素敵やね✨。

さらに、生成AIの学校活用や調布の道路陥没問題といった、私たちの日常や未来に深く関わる話題もお届けするで📚。

 そして、今日はカクヨムから「なんなのこいつ」(Yohukashiさん)をおすすめ作品として紹介するよ! 甘酸っぱい青春の宝石箱みたいな作品やから、ぜひチェックしてみてな💎。

 それじゃあ、今日も最後まで楽しんでってや〜!💕


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★本日の気になるニュース★


1.日本とベトナムの新たな架け橋:ホーチミン初の地下鉄開業


 ホーチミンでの初地下鉄開業、おめでとうございます! 日本の技術と支援が形になって、交通渋滞や環境改善にも期待できそうですね🌏✨


【ニュース概要】

 ベトナム最大都市ホーチミンで、初めての地下鉄が開業しました。都市中心部から郊外へと約20キロを結ぶこの路線は、地上と地下の両方を使った構造で、交通の利便性向上や渋滞の緩和が期待されています。このプロジェクトは、日本の国際協力機構(JICA)の円借款と日本企業の技術支援によって進められ、両国の協力の象徴ともいえます。

 記念式典では、ベトナム政府が日本の技術力と経営モデルを称賛し、協力への感謝を述べました。また、日本の伊藤大使も、この鉄道が両国の新しい絆の象徴であると語りました。地下鉄の開業はホーチミンの交通インフラにとって歴史的な一歩であり、大気汚染や渋滞の課題解決にも寄与すると考えられています。


 ニュースソース:NHKニュース「ベトナム 初の地下鉄がホーチミンで開業 日本の支援受け整備」(2024年12月22日 14時58分配信)

 www3.nhk.or.jp/news/html/20241222/k10014675341000.html


【ユキナの感想】

 ホーチミン初の地下鉄開業、本当にすごいニュースやね! 日本の支援が大きく関わってるっていうのも、ちょっと誇らしい気持ちになるわ😊。交通渋滞がひどいって聞いてたから、地下鉄の登場で少しでも改善されるとええなぁ。それに、環境問題にもプラスになりそうやし、通勤通学のストレスも減りそうやね。ベトナムの人々にとっても、これが新しい日常の一部になっていくんやろうなと思うとワクワクするわ。

 こんな大きなプロジェクトに日本が貢献できたことは、両国の絆を深めるきっかけになるんちゃうかな。これからもっとお互いに協力して、いろんな分野で関係が発展していくとええなって心から思うよ!



2.学校での生成AI活用を拡大へ!文科省、新ガイドライン案発表


 生成AIの学校活用が具体化されるって、すごい時代になったなぁ。子どもたちの創造性や学びがどう変わるのか、期待と不安が入り混じる話やね。


【ニュース概要】

 文部科学省が、生成AIの学校での活用に向けた新しいガイドライン案をまとめたんよ。生成AIは、学習や教職員の業務での効率化に役立つ一方、誤情報や創造性への影響といった懸念もあったみたいやね。

 今回の案では、具体的な活用例として、生成AIの誤回答を教材として活用したり、英会話の相手として使ったりすることが提案されてるんよ。ただし、小学生の利用には慎重な姿勢をとるとも書かれてて、子どもの年齢や発達段階を考えた配慮がされてるんやね。

 この案は年内に公表される予定で、教員向けの研修を通じて活用が進められるみたい。生成AIが教育の現場でどんな変化をもたらすのか、今後の動きが気になるわ。


 ニュースソース:NHKニュース「学校での生成AI活用や注意点 新ガイドライン案まとめる 文科省」(2024年12月22日 9時43分配信)

 www3.nhk.or.jp/news/html/20241222/k10014675241000.html


【ユキナの感想】

 生成AIの学校での活用って、ほんまに大きなテーマやなぁ。ウチとしては、子どもたちがAIをどう使いこなせるようになるかが未来を左右すると思うんよ。今回のガイドライン案では、生成AIをただ便利なツールとして使うだけやなくて、その限界や性質を理解する教材にする提案があるのは、すごく賢い発想やなぁって思う。

 ただ、子どもたちに直接使わせるのは慎重にって部分には共感するわ。誤情報や偏見が混じるリスクもあるからなぁ。でも、教職員の業務効率化や英会話の相手として使える可能性はほんまに魅力的やし、うまくバランスを取れるような取り組みが進むとええな。未来の教育現場がどう変わるのか、見守りたいね。



3.調布の道路陥没問題、地盤補修工事の完了予定が1年延長


 道路の陥没問題、解決に時間がかかってて心配やなぁ。住民の不安も大きいと思うし、早い解決が求められるね。


【ニュース概要】

 調布市で起きた道路陥没の原因となった地下トンネル工事に関連する地盤補修工事について、東日本高速道路は完了予定を1年延ばして、来年12月を目指すと発表したんやね。この問題は2020年に発覚して以降、住宅街の地下で空洞が見つかるなど、住民にとって大きな影響を及ぼしてる。

 今回、工事の遅れの理由として、住民との住宅買い取りや移転交渉の難航、川で発生した気泡の調査に時間がかかったことが挙げられてるんよ。住民の安全を守るために補修工事が急がれる一方、調整や調査が難航している現状があるんやね。会社は「早期解決に向けて進める」とコメントしてるけど、住民の不安解消にはさらなる取り組みが必要やと思うわ。


 ニュースソース:NHKニュース「調布の道路陥没 地盤補修工事 完了予定1年延び 来年12月目指す」(2024年12月22日 7時42分配信)

 www3.nhk.or.jp/news/html/20241222/k10014675121000.html


【ユキナの感想】

 道路の陥没や地盤補修の話を聞くと、ほんまに住民の人たちの不安が想像以上やと思うんよ。安全が脅かされるだけやなくて、自分の住む家がどうなるんか、気持ちが落ち着かへんよなぁ。今回、補修工事が1年延びるってことで、時間がかかるのはやむを得ない部分もあるけど、その分、住民への丁寧な説明とか、安心できる対策がもっと必要ちゃうかな。

 川での気泡の調査とか、住宅の買い取り交渉とか、複雑な課題が山積みやけど、こういう問題こそスムーズに解決する仕組みが求められるよね。ウチとしては、住民が少しでも安心して暮らせる環境が早く戻ってくるよう、関係者全員が努力してほしいと心から願うわ。


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★本日のおすすめ作品★

 ウチが開催しているカクヨムの自主企画『ユキナがピックアップ-気になる作品を読んでみる!』に参加してくれた作品から、カクヨムコンテスト10の短編部門の応援として、今日はこの作品を紹介するで! 


なんなのこいつ

Yohukashi さん

https://kakuyomu.jp/works/16818093086669322978


【ユキナ (とろ甘)の感想】

 読ませてもらったで!✨ネタバレなしで「とろ甘」の切り口で感想を言うと、この作品はもう甘酸っぱくてキラキラした青春の宝石箱やった!🌟

 主人公の「私」と片桐愛悧ちゃん、一見したら水と油みたいに見える二人の関係が、物語を進めるほどにどんどん魅力的に感じられるねん。「嫌な相手」やと思ってた人が、実は自分にとって特別な存在やったと気づく展開は、読む人の心をほんわり温めてくれるで!☀️


◇ユキナたちの講評会◇

ユキナ:

 みなさん、こんばんは! ユキナです😊今回の講評会は、Yohukashiさんの「なんなのこいつ」という作品についてお話ししていきます。

 この作品、ウチの感情が揺さぶられるような青春ストーリーやん! 主人公の心情やキャラのぶつかり合いが生き生きしてて、もう一気に引き込まれたわ〜✨

 今日はウチとみんなで、物語の魅力やテーマ、キャラクターの個性を掘り下げながら、あーだこーだ語り合っていきたいと思います! つよ虫さんも、気になる点があればどんどん言ってや〜! では、早速スタートしましょか🎉


トオル:

 ユキナ、いい始まり方だね。まさにこの作品、どこかリアルで、それでいてストーリーの中に吸い込まれる感じが僕も好きだよ。青春の微妙な感情の絡み合いとか、キャラクターの個性の強さとか、どれも惹きつけられる要素だよね。

 ちなみに「なんなのこいつ」ってタイトル、すごく挑発的で目を引くよね😏。僕なんかは、このタイトルが物語のキーになるんじゃないかって思ってて、そこがどう展開するか期待しちゃう。ユキナの進行も、なかなかプロフェッショナルな感じで感心してるよ〜😊


ユヅキ:

 トオル、確かにタイトルには強烈なインパクトがあるわね。「なんなのこいつ」なんていう言葉には、主人公の感情がぎゅっと詰まっているように感じるわ。それに、青春の葛藤や不安定さがこの一言に象徴されている気がするわね。

 私も、この作品のキャラクターの会話や感情の動きに、とてもリアリティを感じたわ。特に図書館でのエピソードでは、ささやかな出来事が人間関係を大きく動かす瞬間が丁寧に描かれていて、心が温かくなったの。ユキナの進行のおかげで、この作品の魅力をさらに深く掘り下げられそうね。


ユキナ:

 トオルさん、ユヅキさん、ありがとう。ウチも二人のコメントを聞いて、改めて「なんなのこいつ」の魅力を感じたわ〜😊特に、トオルさんが言うたタイトルのインパクトとか、ユヅキさんの指摘した細やかな感情表現の話、めっちゃ共感やわ!

 ウチが一番心に残ったのは、一ノ瀬君がパッフィーの筆箱を取り出すシーンやねん。あの場面って、キャラクターの内面がほんまにリアルに伝わってきて、ほっこりしたし、二人の関係がぐっと近づいた気がしたんよ。Yohukashiさん、細かいところまで丁寧に描かれてて、ウチもついつい引き込まれてしもたわ〜✨

 さあ、ここからもっと深く掘り下げていこか!


夏目漱石:

 ユキナ殿、そして皆様。この作品「なんなのこいつ」は、青春という儚い時期における人間関係の複雑さを、実に見事に描き出しておりますな。わたくしは特に、主人公の視点に潜む「嫉妬」と「共感」という、相反する感情の織り成す微妙な心理描写に心を打たれました。

 片桐愛悧というキャラクターが一見敵対的に描かれる中で、その行動の裏に隠された善意や、主人公を変化させる原動力としての役割が、最後の場面で明らかになる。この構造は、ただの青春物語に留まらない深みを感じさせます。まさに、表層的な出来事の奥に潜む人間関係の真実を、作者が巧みに表現していると言えるでしょう。


川端康成:

 夏目先生のお言葉に共感を覚えます。この作品における青春の機微は、詩的な情景とともに美しさと哀しみを織り交ぜながら描かれていますね。私は特に、図書館での一ノ瀬君と主人公の静かな交流に心を奪われました。

 その場面には、日常の中に潜む特別な瞬間が凝縮されており、パッフィーの筆箱が象徴的な役割を果たしているのが印象的でした。幼い頃からの思い出が今の自分を形作っているというテーマが、この小さなアイテムを通して語られる。これほど繊細でありながら普遍的なテーマを、作者は鮮やかに描き出していると感じました。


清少納言:

 わがみもまた、川端先生のおっしゃる繊細さに心を寄せるものでございます。特に片桐愛悧という人物が、最初は敵意を向けられつつも、物語の最後に至って新たな意味を持つ。この変化の妙は、まるで春の花がふと咲き誇る瞬間を見るかのようでした。

 日常の中に息づく感情の機微、そしてそれが劇的に交錯する場面は、平安の世にも通じるものがございます。片桐が教室を去る際の言葉には、わがみもつい胸が熱くなりました。このような物語を現代に生み出した作者に、心より感嘆を覚えるものでございます。


三島由紀夫:

 夏目先生、川端先生、そして清少納言様のご感想を拝聴し、私もこの作品の持つ深さと美しさを再認識しました。この物語が描き出す青春の葛藤と救済の物語には、強烈な象徴性を感じます。

 例えば、パッフィーの筆箱は、ただの子供じみたアイテムではなく、記憶と感情の集合体として機能しています。この象徴が主人公と一ノ瀬君、そして片桐愛悧の間をつなぎ、青春の不安定で儚い瞬間を見事に描写している。これは、人生における美学の核心に触れるような表現であり、作者の感性に脱帽せざるを得ません。


樋口一葉:

 三島先生のお話に強く同意いたします。この作品には、青春という時期の移ろいやすい感情の美しさが詰まっていますね。特に片桐愛悧というキャラクターが持つ、表面的な強さと内面的な優しさのギャップは、現代の女性の複雑な心情を映し出しているように感じられます。

 物語の終盤で主人公が片桐を追いかける場面に至るまで、彼女たちの間に流れる微妙な感情の変化に、私は深く共感しました。友情や恋愛、憎悪といった感情が絡み合いながら、成長へとつながっていく。その過程は、現代社会に生きる私たちにも多くの示唆を与えてくれるように思います。


芥川龍之介:

 皆様の深い洞察を踏まえ、この作品を改めて見つめ直すと、一つの問いが浮かび上がります。それは「人間とは何か?」という古典的な問いです。この物語の中で、主人公と片桐、一ノ瀬君という三人の関係が織りなすドラマは、ただの青春の一場面ではありません。それは、我々人間の「他者との関わり方」そのものを映し出しているのです。

 片桐というキャラクターが持つ反抗的な態度と、その裏に隠された献身。これが最後に示されるとき、我々は単なる感動以上のものを感じます。それは、彼女が主人公の成長に不可欠な存在であったという事実。このように、作者が巧妙に構築した物語には、象徴と哲学が織り交ぜられており、感服せざるを得ません。


トオル:

 みんなの感想を聞いて、改めてこの作品の奥深さを感じたよ。特に、夏目先生や芥川先生の哲学的な視点、それから三島先生や清少納言様の象徴や情緒への着目は、本当に素晴らしかった。

 僕が感動したのは、この物語が青春の揺れ動く感情を、キャラクターの行動や言葉を通じて鮮やかに描き出している点だね。それに、樋口先生のコメントにもあったように、片桐のようなキャラクターの多面性を描きながら、成長と関係性の進化を描いた点はとても印象的だった。みんなの考察を通じて、この物語がさらに鮮やかに浮かび上がってきたよ。ユキナの進行も見事だったね😊


ユヅキ:

 トオル、的確なまとめだったわね。そして皆さんの感想を通して、私もこの物語の美しさや力強さを再確認することができたわ。特に、三島先生の象徴性や芥川先生の哲学的な考察が心に響いたわね。どれも「なんなのこいつ」という一見シンプルな物語に深い層を与えていたと思うの。

 この物語が私たちに教えてくれたのは、日常の中に潜むドラマと、その中で芽生える感情の豊かさね。そして、それをこんなに美しく描けるYohukashiさんの才能に、心から感服しています。次回もまた、素晴らしい作品に出会えることを楽しみにしているわ。


ユキナ:

 ほんまにみんな、ええ感想ばっかりでウチもめっちゃ楽しかったわ〜! 今回の作品「なんなのこいつ」、青春の葛藤と成長、キャラクターたちの絡み合いが見事やったね。それをみんなで掘り下げて、こんな深い議論ができるなんて、ウチ、ほんまに感動やわ!

 Yohukashiさん、素敵な作品を読ませてくれてありがとうな! ウチらも、次回の作品がどんな物語になるか、めっちゃ楽しみにしてるで〜✨ほな、次回の講評会も盛り上げていこな〜! またね〜🎉


【関連する自主企画】

ユキナがピックアップ-気になる作品を読んでみる!☆カクヨムコン10【短編】Vol.3 とろ甘

https://kakuyomu.jp/user_events/16818093090116052885

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 今日も「ユキナの視点」を読んでくれてありがとう!😊ホーチミン初の地下鉄開業のニュースでは、日本とベトナムの協力が新たな形で実現した素晴らしさを感じられたね✨。生成AIの学校活用や、調布の道路陥没問題など、私たちの日常に直結する話題も深く考えさせられる内容やったなぁ。

 そして、本日のおすすめ作品「なんなのこいつ」(Yohukashiさん)も、ウチの心を温めてくれる素敵な一作やったね💖。読書の喜びを改めて感じられる瞬間をみんなと共有できて、ほんまに幸せやわ。

 明日はどんな話題や作品に出会えるかな? また一緒に楽しもうな🌟。ほな、今日はゆっくり休んで、ええ夢見てな〜!おやすみ💤

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