鉛筆の消えかけた線なぞりつつきみの旅路を追いかけてゆくへの応援コメント
歌全体がモノクロのようなイメージから始まり、それが少しパステルな色彩に色づいていくような感じがして、とても印象に残りました。
本作は過去の思い出を追うイメージなのでしょうけど、線を辿り続ければ、いつか既存の線の終わりが来て、その先は新たに記述されていくかもしれない。
そう思うと、追いかけていく旅路の先が
過去なのか未来なのかで
受ける印象も変わりそうですね。
作者からの返信
日浦海里さま
コメント、ありがとうございます。
自分は詩が好きで、先人の詩に触れている時間、このようなことを思いながら読んでいるときがあります。
自分も過去(先人の手痕)から未来(自分自身のこれから)へのイメージを持っているかもしれません。
丁寧にお読みいただき、ありがとうございます。
便覧で影うすい人4Bで主張足してこ まずは、マユからへの応援コメント
はじめまして。
「4B」が良いですね。
マユも黒い太眉になりそうで、ビフォーアフターが想像できました(^^)
作者からの返信
春木のん様
コメントありがとうございます。
便覧の短歌を気に入っていただき、ありがとうございます。
デッサン以外で、4Bって何に使うんですかね。
自分は学生時代は2Bまでしか持っていませんでした。
東京の真ん中あたり深いとこ乳白色がぼくを吸い込むへの応援コメント
どれも実感がこもっていて迫力がありました。思いがダイレクトに伝わってくる感じです。♡連打失礼しました(_ _)
作者からの返信
いとうみことさん
コメントありがとうございます。
詩でも小説でも、実感を大事に思って書いてきましたので、そう言っていただけて、ほんとうにうれしいです。
短歌はとても難しいですが、
なにか感じていただけたなら、それだけで十分です。
ありがとうございました😊
東京の真ん中あたり深いとこ乳白色がぼくを吸い込むへの応援コメント
都会で暮らしていると……
飲み込まれていくような、そんな感じですかね?
こちらこそ、一気読みですが楽しませてもらいました
私の短歌はけっこうそのまんまというか、深みもないようなの多いですけど
遠野さんは深い味わい、作者の想い以上に、読者の何かを刺激する
そこが素敵です
作者からの返信
たくさん読んでいただき、ありがとうございます。
こちらこそ、歩さんの「読み」に刺激をたくさんもらいました。
最後の短歌は、「乳白色って、実は濃いよね」というのが動機でしたが、作っていたら、はじめ思っていたのと違った歌が出来てしまいました。
しばらくは短歌を作る機会がなくなってしまうかもしれませんが、カクヨムで詩は書き続けようと思います。
お互いに活動、がんばりましょう。
ありがとうございます。
年上の彼女と住んだ1Kでひとり飲み干すホットチョコレートへの応援コメント
濃いなあ
切ないなあ
彼女の淹れてくれたホットチョコレートはちょうど良かったけど、自分で淹れると濃くて苦くておいしくない
そんなことも思いました
作者からの返信
年上とホットチョコレートが自分の中で何となく繋がりました。
自分で淹れるとうまくいかないって、おもしろいですね。いいですね。メモメモ^ - ^
秋の日に遊覧船がしぶき上げ 湖畔に見ゆる静謐な紅への応援コメント
「しぶき」の動きと、「静謐な」とこちらは静かな
濃淡ですね♪
紅葉の湖の美しさが見えます
作者からの返信
自分では結構気に入っている一首です。
湖の美しさを感じていただき、ありがとうございます。
KALDIで配るコーヒー濃くもなく薄くもなくてこれが世間だへの応援コメント
「KALDI」と世間をかけて
一般受けするというか、濃くも薄くもない、それがいいというか
そこに世間を見る目線が個性出ています
もちろん誉め言葉です!
作者からの返信
ありがとうございます。
KALDI、結局飲んでいます。
鉛筆の消えかけた線なぞりつつきみの旅路を追いかけてゆくへの応援コメント
助詞一つで印象って、本当に変わりますよね
私もそこを悩めるようになれば、もう少しいいものが書けるかも?
一つ、すっごくあとからこれよりもこっちだなっていまだに思っているものありますけど
思い出を引きずる
薄れかけたそれも忘れたくない
そんな想いも伝わってきます
作者からの返信
歩さんの解説の通りです。
他人から聞かれたら、最後の3行のことばをお借りしようと思います(笑)
はい。助詞で印象ががらりと変わる気がします。
自分も詩を書いていて、あとからこっちだったかなと思うことがよくあります。むずかしいですね。
小指まで一筋の滝流れてまっすぐに舞う姿に見惚れるへの応援コメント
表現がすごくいいですね❤
艶やかに、きれいに舞う姿、見惚れるのも当然のような
それが伝わってきます♪
また、「濃さ」から自分との違いに気づくというようなところも
作者からの返信
主張する濃さというよりは、芯の濃さを表現できたらいいなと思いました。
見惚れる場面を想像していただき、ありがとうございます。
牛乳のコップにうすく光差し過去の過ち許されているようへの応援コメント
すっと無言で差し出された、朝の牛乳
それに許しを見てほっとする
なんて、そんな風景を見てしまいました
作者からの返信
朝の牛乳、良いですね♪
牛乳の、向こう側の見えない濃さに憧れます。
「めっちゃ俺」のほうから引っ張って来たってところがまたいいですよね♪
確かに、こういう短歌もおもしろいですし、それゆえの強い魂の叫びのようなものも感じます
作者からの返信
今回のお題はこの人(キャラクター)のためにあります(笑)
こんなセンパイ、いそうですよね。
誘われて行ったライブの会場が地獄のそれでベースで死ぬ、たぶんへの応援コメント
まさに「濃さ」ですね❤
作者からの返信
ライブの音量が自分には少し大きすぎて…。「地獄」としましたが、でも、これは褒め言葉です。
解釈はそれぞれです。
雰囲気を感じていただけると幸いです。
便覧で影うすい人4Bで主張足してこ まずは、マユからへの応援コメント
気持ちから!
って、感じですね♪
作者からの返信
どうしても特定の人物に目が行きがちですが、解説をよく見ると、魅力的な方たちが沢山いらっしゃいます。
もう少し目立ってもいいですよね。顔面力は仕方がないですが、公平にしたいです。写真の大きさとか、解説の量とか…
「濃さ」に載せているということ
そこにこの歌の意味が隠されていると見えます
子どものころのチクリと心に刺さった棘が今にもよみがえる
人間関係の濃淡とも
作者からの返信
お題を見たあと、なぜだか自然と選んでいました。
自分の、心の濃い部分を占めていると思います。
押し入れの暗闇の奥、奥の奥〈くそが〉を吐いたおのれと眠るへの応援コメント
私も経験あります
押し入れで、あるいは布団被って
うわー! と、叫んだことが
泣き寝のようなことも何度も
それを思い出しました
濃い思い出? いや、今も
作者からの返信
すこし乱暴なことばを使ってしまい、申し訳ありません。普段は読み手の方に不快な思いをさせてしまっては…と気をつけているのですが、どうしても「吐く」という動詞を使ってみたくて🙇
濃い感情を表していると思い、選びました。
生まれつき 頭も良いし顔も良い AIと競るきみ、足臭いへの応援コメント
こちらの並びのほうがいいですね❤
「足臭い」が最後に来ることで、ひそやかな抵抗、なにくそと悔しさ、負けん気の強さをより強く感じられて
作者からの返信
なるほど。抵抗ですね。
歩さんのことばをヒントに少し訂正することにします。
ありがとうございます😊
リアルでは行かない土地の方言にイントネーション侵されていくへの応援コメント
今はそうですか、コのつく騒動のあれ以来? ビデオ会議で全国からですものね
それはそれで便利ですし、それで何か遠くの風景をつかめるようなものって面白いと思いました
私は関西の人間なので(笑)
侵食する方ですけども❤
作者からの返信
元の作品も見ていただいて、ありがとうございます。
元々の作品は「リアルのリアル」というタイトルにしましたが、行ったことない場所の方言がうつるって、不思議な感じですね。でも、それがリアルなのだと…
歩さんは関西なんですね✌️
自分はあまり方言のない地域に育っていますので、バックグラウンドというか、そういうものが、羨ましく感じる時があります。
ミスチルとバンプを足して二で割ったそんな奴らに勝てるわけないへの応援コメント
これもこちらにコメントしますね
なにが血になるか分からない
私も何の足しにもならない民俗学の研究してますけど、今になってやっと、それが作品に生きてきています
皆さんにも楽しんでもらえているので
きっと遠野さんの哲学も、また負けたって感じることさえも、どこかで何かにつながっていると思いますよ❤
作者からの返信
ありがとうございます。
ミスチルとBUMP OF CHICKENには勝てないです。あと、あいみょんと。
でも、好きです❤️
いつかどこかで歩さんの著書を読むことができたときは、楽しんで読ませていただきます。
その場合、ペンネーム変えてたら教えてください。
買います✌️
半ズボンすね毛すごいの一人いてスーツのわたし目を細めてるへの応援コメント
なるほど
元のほうの本文からオフィスでの風景と知りましたが
私は通勤中かな? 半ズボンの子どもがいて、一人すね毛の子がいて、それをほほえましく見たいな
そんな風景を思ったんですけど
でも、今の子は半ズボン履かないですか?
昔は元気に半ズボンでしたけど
それにすね毛生えてくるようになるとそれを恥ずかしく思う思春期
そうか、かえって子どもの半ズボンはないですね
失礼しました💦
作者からの返信
大人を想定していました。久々のリアルでの会議で、「この人が半ズボンはいちゃうんだ」という、微笑ましい眼差しです。正確には、半ズボンではなく、ハーフパンツですね💦失礼しました。
ぼくも小学校のときは、冬でも半ズボン(これは、ほんとうの半ズボンです)をはいていましたが、不思議と風邪は引きませんでした。
「もじゃもじゃ」がなんか意味深に感じます
作者からの返信
思春期の感じ(におい)を表したかったです。
下ネタではありません(下ネタでも良いのですが…)。雰囲気です。
編集済
憧れの彼女の漬けたぬか漬けの味が正直受けつけなかったへの応援コメント
私は面白いし、またすごく実感のこもった歌だと思いましたよ
憧れ、からの、受け付けなかったの落差も❤
作者からの返信
歩さん。レビュー&お星様、感謝です。
いつも丁寧にお読みいただき、ありがとうございます。
第二回の歌会をDiscordで拝聴した際に、選者の方と司会の方が、選ばれた短歌について「ああでもない、こうでもない」といろいろ解釈をされていました。とても楽しそうに☺️
それを聴いていて、短歌は「詠む人」と「読む人」がいるのだな、と。
今回は、過去作から読む人が楽しめる作品を選んでみました。
こちらは、新作ですが。
楽しんでいただけなら、幸いです。
面白いと言っていただけて、嬉しいです。実感こもってます(実話ですので…笑)
ありがとうございます😊
編集済
憧れの彼女の漬けたぬか漬けの味が正直受けつけなかったへの応援コメント
憧れの彼女のぬか漬け食えぬならお前が漬けろ大うつけ者!
失礼しました🙇
作者からの返信
返歌、ありがとうございます。
こちらこそ、失礼しました🙇
小学校の時、調理実習でひとりの女の子が手作りのぬか漬けを持ってきてくれたのですが、はじめて食べたからなのか、濃いというか、複雑な味がして、自分はこっそり口から出して、流しに捨ててしまいました。
大人になった今なら美味しく食べられるかもしれません。
編集済
鉛筆の消えかけた線なぞりつつきみの旅路を追いかけてゆくへの応援コメント
素敵な短歌ですね!
鉛筆だからこそ、消えかけ、かすれた線のイメージがより「君の旅路」という過去を追いかけなぞっていく感じが強く伝わります!
作者からの返信
先崎 咲さま
お読みいただき、ありがとうございます。
なにか想いが伝わって欲しいなと思って、詠みました。
感じていただき、感謝です。