歌全体がモノクロのようなイメージから始まり、それが少しパステルな色彩に色づいていくような感じがして、とても印象に残りました。
本作は過去の思い出を追うイメージなのでしょうけど、線を辿り続ければ、いつか既存の線の終わりが来て、その先は新たに記述されていくかもしれない。
そう思うと、追いかけていく旅路の先が
過去なのか未来なのかで
受ける印象も変わりそうですね。
作者からの返信
日浦海里さま
コメント、ありがとうございます。
自分は詩が好きで、先人の詩に触れている時間、このようなことを思いながら読んでいるときがあります。
自分も過去(先人の手痕)から未来(自分自身のこれから)へのイメージを持っているかもしれません。
丁寧にお読みいただき、ありがとうございます。
素敵な短歌ですね!
鉛筆だからこそ、消えかけ、かすれた線のイメージがより「君の旅路」という過去を追いかけなぞっていく感じが強く伝わります!
作者からの返信
先崎 咲さま
お読みいただき、ありがとうございます。
なにか想いが伝わって欲しいなと思って、詠みました。
感じていただき、感謝です。