気がつけば僕は、誰かのために。

ついついお世話を焼いてしまう、一見損な役回りにも思える長子の癖ですが、自然と受け入れてしまえる人だからこそ温もりも享受できるし、悲しみも味わえるのかもしれない。

十分な関わり合いがそこにはあった気がするのに、もっとしてあげたかったことが出てくる。心やさしい主人公に好感が持てました。
大切な人に温もりを伝えられる時間は、思っているよりずっと短いのかもしれないことを感じさせてくれるお話しでした。

「うるさい」という言葉の漢字のチョイスも作品とマッチしていてグッドでした😉👍