新約! 現代版「時そば」
落語で「時そば」って話あるじゃないですか。私あの話結構好きなんですよね。
なのでAIくんに時そばみたいな面白話を作ってみてって言ったんですが……全然理解してくれませんでした。AIに落語はまだ早いのかもしれませんね。
でもこれはこれでAIっぽい面白さがあるかなって思ったので、AIくんが考えた時そばを紹介します。是非読んでみてくださいね!
第一話 「時バーガー」
サトシは新しくできたハンバーガーショップ「スピーディーバーガー」にやって来た。並ばずに注文できるレジで、サトシはメニューをじっくり見てから店員に注文をした。
サトシ:「チーズバーガーとポテトください。」
店員:「ありがとうございます! お会計は800円です」
サトシは千円札を出して支払うと、店員はレジで釣り銭を計算し始めた。
その時、サトシはタイミングを見計らって、急に尋ねた。
サトシ:「あ、すみません、今って何時ですか?」
店員:「えっ?えーっと…」と時計を確認するために視線をそらした。
その瞬間、サトシはサッとレジの釣り銭トレイから100円玉をひとつ取り、ポケットに入れた。
店員が戻ってきて、「午後1時です!」と答えた後、残りのお釣り200円をサトシに渡した。サトシはにっこり微笑みながら、「ありがとう!」と言って、お釣りを受け取った。
合計でサトシは300円の釣り銭を受け取り、支払ったのは実質700円だけで済んだわけだ。
数日後、サトシはまた同じハンバーガーショップに訪れた。今回は別の店員にあたったが、サトシは同じ方法でお金を誤魔化そうと企んでいた。
サトシ:「ベーコンバーガーとドリンクをください。」
店員:「お会計は1000円です」
サトシは千円札を差し出し、また同じようにタイミングを見計らった。そして、釣り銭を渡そうとした店員にこう尋ねた。
サトシ:「今、何時ですか?」
しかし、今回の店員はただニコリと微笑んだだけで言った。
店員:「お客様、この店の時計は私の頭の中にありますので、釣り銭から手を離さずに確認できますよ!」
そう言うと店員はしっかり釣り銭をサトシの手に渡し、目を逸らさなかった。サトシは困惑し、何も言えずにそのまま受け取った。
サトシの作戦は、もう通用しなくなっていた。
筆者コメント:
この話時間関係ないよね? あと千円の会計で千円出してるのにお釣り渡そうとしてる店員ってどうなってんの?
第二話 「セルフレジの攻防」
ケンタはスーパーで買い物をしていた。最近のスーパーはセルフレジが増えており、人件費削減でコストも下がるらしい。ケンタはこのセルフレジを使って、少しばかり「得」をする方法を思いついたのだった。
ケンタはカゴに商品を詰め込みながら、心の中でニヤリと笑う。特にお得にするために、野菜コーナーで重さのあるキャベツを選び、そのバーコードをシールで隠した。そして、セルフレジにやってきた。
ケンタ:「さあ、行くぜ…。」
レジで商品をスキャンし始める。まずはジュース、次にお菓子。そして、ついに隠し技を披露する瞬間が来た。ケンタはキャベツを「白菜」としてスキャンし、価格を大幅に下げたのである。
セルフレジ:「ピッ。白菜 200円。」
ケンタは心の中でガッツポーズを決めた。「これで400円得したぞ…!」と勝ち誇った気分だった。商品を袋に詰め込み、鼻歌混じりでセルフレジの出口に向かう。
しかし、その瞬間、出口近くにいたスーパーのスタッフが笑顔で近づいてきた。
スタッフ:「すみません、お客様。少々お時間よろしいでしょうか?」
ケンタは一瞬焦るが、平然を装う。「え、なんですか?」
スタッフ:「実は、セルフレジにAIカメラがついてまして、商品スキャンを自動でチェックしているんですけど…」スタッフが袋の中のキャベツを指差した。「それ、どう見てもキャベツですよね。」
ケンタは一気に顔が青ざめた。
スタッフ:「正直に申し上げますと、今後はキャベツをちゃんとキャベツとしてスキャンしていただけるとありがたいです。今回は警告だけで済みますが…。」
ケンタは頭を下げながらその場を後にした。「まさか…セルフレジがここまで進化してるとは…」
その夜、ケンタは友達に言った。
「セルフレジを舐めたらダメだよ、あいつらちゃんと見てるからな…」
筆者コメント:
普通に犯罪じゃね? あとキャベツ600円もすんの? どんだけインフレが進んだ世界なんだよここは。
第三話 「割引の達人」
タケシは近所のスーパーマーケットにやってきた。今日はちょっとした作戦を試してみるつもりだ。スーパーの割引シール、あれがタケシのターゲットだ。
閉店間際、店内は少し混んでいた。店員が「見切り品」のシールを貼り付けながら、売り切れなかった肉や野菜に次々と「半額」の札をつけていく。タケシはその店員の動きをじっと見つめていた。
店員が少し目を離した瞬間、タケシはすかさず手を伸ばし、棚の奥に残っていたまだシールの貼られていない高級牛肉に、隣にあった「半額シール」をペタリと貼った。
「やった!これで高級牛肉が半額だ!」心の中でガッツポーズを決めたタケシは、そのままセルフレジに向かった。
セルフレジでピッとスキャンすると、ちゃんと半額になっている。タケシは満足げに、セルフレジの袋詰め台に肉を置いた。
すると、突然後ろから声がした。
「あ、お客様、それ半額じゃないはずなんですけど…」
タケシは振り返ると、そこにはさっきの店員が立っていた。
「あ、いや…その…シールが貼ってあったので…」
タケシはしどろもどろになるが、店員はにっこり笑って続けた。
「そうなんです、さっき見てたんですけど、シールの貼り間違いがあったみたいなんですよね。こちらで元に戻させていただきますね。」
タケシは何も言えず、結局元の値段で会計を済ませることに。袋に詰めた牛肉を見ながら、タケシは心の中でため息をついた。
「次からは、もう少し慎重にしないとダメだな…」
店員がさらに一言。
「ちなみに、当店の防犯カメラは見切り品のシールの貼り方まで全部記録してるんですよ。次はお気をつけくださいね。」
タケシはもう一度ため息をつきながら、そそくさとスーパーを後にした。
筆者コメント:
だから普通に犯罪だって。もういいわ。
――私とAIくんの挑戦は、これからも続く……?
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