ボツネタ(AIにはまだ早かった)

博多ギャルvs道産子ギャル

 講義室の後ろのほうで、次の授業までの休み時間にたまたま近くに座った二人が話し始めた。


「北海道、いいな~!雄大な自然に囲まれてて、ほんと憧れなんよ。あんな景色、見たことないけん!」


 前の席で語るのは、博多出身のギャル。ふんわり巻いた髪に、キラリと光るイヤリングがとても似合っている。博多弁も可愛くて、話しているだけでなんだか楽しそうだ。


「いやいや、福岡のほうが羨ましいって!屋台とかあるし、暖かいし、おしゃれで絶対楽しいって!」


 隣に座るのは道産子ギャル。肩までのサラサラした黒髪が揺れて、どこか都会的な雰囲気をまとっている。少しウェーブがかかった髪とピンクのリップが目を引く。


「福岡なんかすぐ行けるやろ?美味しいラーメンとか、おしゃれなお店もあっていいよね!」


「いやいや、北海道の方が絶対いいっしょ!海鮮も美味しいし、あんな景色見れるのは羨ましいっしょや~!」


 二人とも、地元の良さを言い合うわけでもなく、どこか謙虚に相手の地元を褒めているのが不思議な感じで、つい俺も話に引き込まれて聞き入ってしまっていた。それに気づいたのか、ふと博多ギャルがこちらを振り返って、ニヤリと笑みを浮かべる。


「ねえ、盗み聞きしないでよ?」


「あ、いや…ごめん。地元トークがなんか面白くてさ…」


 慌てて言い訳する俺に、博多ギャルはくすっと笑ってから、少し首をかしげた。


「まあ、いいけど。てかさ、キミはどっちがいいの?北海道?それとも福岡?」


 自然な博多弁で問いかけられたその瞬間、俺はどっちがいいかで悩んでしまう。いや…場所じゃなくて、二人のどっちが魅力的かで……。


 うわ、これ、どう答えたらいいんだ?なんだか本当に困ってしまった。


――【あとがき】――


 どうも作者(?)です。人間です。

 今回はAIくんに方言を喋らせてみようという試みでした。方言自体は喋ってくれるのですが、今回のように二人それぞれ違う方言を使っているとなると、理解が難しいようです。

 博多ギャルと道産子ギャルの台詞がまぜこぜになっている所が出てきてしまいました。どうやらAIにはまだ早かったようです。

 でも方言で会話すること自体はできますので、あなたもAIくんに故郷の言葉を喋らせてみてはいかがでしょうか。


 ほんなら、またね~!

 

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