人類解放救済戦線宣言

ダイ大佐 / 人類解放救済戦線創立者

骨子

 人類解放救済戦線宣言

                      設立者 ダイ大佐 (井上 大朔)


 私たち人類解放救済戦線は人類を縛るあらゆる精神的、肉体的、霊的、経済的くびきから人類を解き放つ事を活動の主是とします。


 活動の根本にニール・ドナルド・ウォルシュ氏の「神との対話」に書かれた「神」の言葉を置くものとします。


 人類に新たな地平を拓くことを目指す無政府主義人権団体です。


 人類解放救済戦線は全ての人は完全に自由であるべきだという神の意志を地上に実現する為に可能な限り非暴力の手段を用いて戦う組織です。


 私たちは神と共に平等であり何物にも縛られない永遠の存在である事を認識します。


 人間にはいかなる義務も制限も存在しないと認識します。


 そして、戦線を構成する個人は自己を最高の権威として行動し他者を権威とすることは過ちだと認識します。


 好むと好まざるとに関わらず私たちは全て一体であり、一部を傷つける事は全体を傷つける事であり、人間は肉体、指先やつま先で終わる存在ではなく、自分を傷つける事は他人を傷つける事であり、同様に他人を傷つける事は自分を傷つける事である事を理解します。


 人類解放救済戦線は全ての人に人間としての尊厳を取り戻す事を活動目的としています。


 人間を束縛するあらゆる制度を撤廃し、真に自由な人類社会の形成を目指します。


 かつてイエスやブッダ、ムハンマドといった偉大な革命家/思想家達が望んだ人類の完全解放と余すところない救済を求めて戦う個人の集合を目指します。


 反国家、反資本主義、反権力を活動の骨子とします。


 国家、大企業、宗教組織、政治集団による抑圧を廃し、個人が個人として尊重されるよう戦います。


 現代社会では、ネタニヤフ、プーチン、トランプ、習近平、故安倍晋三といった偏った人種優越思想の持ち主を糾弾し、その狭い世界観を否定します。


 特定の何かが他に優越する事は無く、全ては特別であり、全ては唯一無二のかけがえのない存在であると理解します。


 神は全てであり、神でないものは存在せず、他ならぬ自分も神であることを理解します。


 私たちは文字通り他の全てと、神とも一体の存在であり、ばらばらに分裂して存在しておらず、従って他者に与えたものは自分に返ってくる事を理解します。


 この世界は壮大な幻想であり、神と天国は実在し、自分自身の存在こそ神がいる証明だとの認識を第一にします。


 地獄は想像上にしか存在せず、地獄の体験をする事は出来ても、それが全てでは無いと世界にその事実を掲げる事を怠りません。


 構成員は地上の栄光ではなく、より大きな魂の栄光の為に戦います。


 地上に天国をもたらす事を目標とし、「たった一人を救う者は世界を救う者である」とのユダヤの格言通りに、わずかでも世界に救いをもたらすよう行動します。


「天国も地上も過ぎ去るが、自分は過ぎ去らない」という真理に真摯に向き合い、自己を研鑽し、自分も他人も裏切らず、自分が望まぬ限り神は決して人を裏切らないと理解します。


 <終>




 ――この宣言は暫定的なものであり、今後追加、変更、削除などがあり得るものとします。


 2024年10月28日(月曜)1800時 北海道札幌市にて ダイ大佐

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

人類解放救済戦線宣言 ダイ大佐 / 人類解放救済戦線創立者 @Colonel_INOUE

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ