第57話
「キャンプだね!」
まだそれらしいことは何も始まってないのに?と笑いながら、功太は車のトランクから荷物を下ろした。
「麗、テント張るの手伝って」
麗は慌てて功太に駆け寄る。
功太のレクチャーを受けつつ、麗は言われるがまま一緒にテントを組み立てた。
数十分後テントが完成すると、麗は中に入ったり外から眺めたり、子供のように拍手して喜んだ。
「うん、キャンプだね!」
だからまだ、と功太が笑うと、麗も「楽しいね」と笑った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます