第26話

館内のレストランで少し遅めの昼食を取ることにした。



席も水槽に面していて、海の中で食事をしているような気分になれる。



「俺さ、いっつも思ってたんだけど、ここ肉料理しかないよね」



「やっぱり水族館だから魚介類はNGなんじゃない?…可哀想だから」



「あ!そっか!」



麗の独断的判断に、功太はやっと府に落ちたような顔をした。



それを見て麗は子供みたいだと微笑ましい気持ちになった。

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