第17話
後ろから様子を伺っていた三瀧も環に続いて部屋に入る。と、
「oh! my darling!!」
クロエは途端にパアッと瞳を輝かせ勢いよく三瀧に抱きついた。
「よ、よォ…クロエ……」
「…だーりん…?」
胸元に擦りつくクロエに三瀧は頭を掻き、環は訝しげな目を向ける。
環の「いつの間にそんな関係になったんだ」という視線に、三瀧も視線だけで「俺は何もしてないって」と答える。
えーっと…と、この状況をどうしようかと三瀧がクロエを見下ろすと、気づいた彼女が顔を上げた。
「そう呼ぶことにしたんですわ!日本男性は「ダーリン、クロエだっちゃ!」が好きなのでしょう?」
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