第38話

「、、、検討させてもらう」



そして父と母ひ一時的に許したのだった。だが



「なに言ってるの、父さん。千夏の命を脅かすコイツを許すなんて選択肢、ないでしょ」


「か、香」


「僕、許してないんだけど」


「、、、ごめん。香くん」


「思ってもないこと、並べんなよ」


「香、抑えなさい」



母がそう言ったが香の怒りはそう簡単になくなるものではなかったようで、、、。



「アンタなんかに怯えて生活していいはずがないんだよ!とっとと失せろ」



この時から香は、私をそれまで以上に大切にしてきた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る