第24話

その頃香はと言うと



あ、千夏連れ去られちゃった。確か、連れ去ったのは特に名もあげていないやつの息子か。名前は、確か、根本累(ねもとるい)。はぁ、死にたいのかな。



「父さん。僕は席を外すよ。千夏が連れていかれちゃったから」


「やはりこうなるか。わかった。

その代わり、殺すなよ?眠らせるくらいが丁度いい。いいな。後で私も向かう。その場で待機していなさい」


「はーい、じゃ」



えーっと、位置情報的には、アイツの家か。ふーん。今の状況はそんな感じね。さてと、



「俺の千夏、返してもらわねぇとな」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る