第17話

そして午後は習い事。私は合計4時間半。香は、2時間。が基本。



ふぅ、今日の習い事もわ終わり。

そろそろ帰ろっと。


そして外に出ると



「あ、千夏。お疲れ様」


「香っ、ありがとう、迎えにまで来てくれて」


「おかえり、千夏ちゃん」


「ただいま。迎えありがとう」


「いいのよ、気にしないで」



帰りはいつもお母さんかお父さんや知り合い。そして外せない用事がない限り香が必ずいる。そして、私は幸せだなぁっていつも思う。


習い事は苦じゃないけど、香に会うと、習い事を切り捨てて、香と話していたい、一緒にいたい、なんて思ってしまう。こんな言葉本人にはまだ秘密だけど。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る