休日

第14話

「ん、んぅ」


「あ〜可愛い。ほんとに可愛い」


「ん、かお、る?」


「あぁ、可愛い」


「えっ,香!?な、何で部屋に」


「起きた?おはよう千夏」


「お、おはよう。じ、じゃなくて、私の部屋に香が、なんで、、もしかして、これは夢、、、?」


「夢じゃないよ?千夏。可愛い千夏の寝顔を見ようと思って」


「か、可愛くないんだから、見なくていいのに」


「可愛いんだよ。ほんとに」


「、、、ありがとう」



自分では思わないけれど、香が可愛いと言ってくれるならこれでいいと思う。


「それじゃあ朝ごはん食べに行こ?」


「えぇ?せっかく今部屋で2人なのに?」


「そ、そんなこと言ったってやることないよ?」


「やること?あるよ。イチャイチャしよ?」


「え、えぇ?」


「じゃあ目を瞑っててよ」


「うん?」



なにをするんだかわからないけど、香に任せることにした私。でもこの選択はあまりよくなかったと思い知らされることになる。

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