第33話
「えっと、私たちの席は、、、」
「あ、同じところみたいだよ」
「あ、ほんと?どこ?」
「あそこ」
そして始まった。
受験者は合わせて187名。この中から、多くても100人に絞られる。ちなみに去年の合格者は92名、受験者160名。という状況だったようだ。
「ではまず、筆記試験を行います。グループとしてはA〜Fのグループに分かれていますので、それぞれ分かれて試験を行います」
私たちはBグループ。夢で見たあの子も同じくBグループのようだ。
そして移動後
「20分後に国語を行います。鉛筆、シャープペンシル可。シャープペンシルの芯をケースごと持ち込むことは禁止です。不必要なものの持ち込みも認められません。スマートフォンなどの電子機器の持ち込みが発覚した時点で、不合格となります。とかあの持ち込みは電子版のものでなければ持ち込みを許可します。何か質問がある方はいますか?-−−では、20分後には問題用紙を配布している状態にしたいので先を見越した行動をよろしくお願いします」
ーーーーー
「頑張ろうね!衣千夜!」
「うん。国語は恵梨に教えてもらったおかげで自信あるよ。ありがとう」
「いいって、それより2人で合格目指して頑張ろ!」
「うん。頑張ろう」
そして試験が始まった。
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