半年後 受験

第32話

今は11月


そして今日は、受験の日。



昨日の夢では、今日、とても面倒そうな性格の女の子に合うのだ。なんとも厄介。だがまぁ、そこから事故は起きないようなので、平穏にいこうと思う。



11月は乾燥もしている。このような環境でどのくらい実力を発揮することができるのか。そんなことが試されるのだ。


「はい、ではみなさん!まずは体育館へと移動します。座席表がありますので、そちらを確認し着席してください」



「じゃあ、2人とも頑張ってね!」


そう。私たちが行きたい高校は私と衣千夜しか希望者がいないのだ。



「はい」


「ありがとうございます!頑張ってきますね!先生!」


「ええ!きっと2人なら大丈夫よ!端の方に私いるから何かあれば来てね!」


「はい」


「じゃあ先生!行ってきます!」



そして私たちは先生と別れた。

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