夢と現実

朝 学校

第19話

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「ん。朝か」

「スースー」

「ちょっと衣千夜〜。朝だよ〜」

「ん？あぁ、恵梨おはよう」

「じゃあ朝ごはん食べに行こ」

「おはよう２人とも」

「ん」

「おはようございます」

「今日の帰りに迎えに行くから校門で待っててね」

「ん」

「はい。ありがとうございます」

「もう、そんなに堅苦しくしなくていいのよ？衣千夜くん。まぁ、無理に敬語を外させるにはないけれど」

「で、出来るだけがんばりますね」

「ええ！じゃあ食べちゃいなさい」

「はーい」

「はい」

ーーーーー

「おかあさーん、行けるよー」

「はいはい、ちょっと待ってね」

「すみません。送り迎えまで」

「いーのよ、毎日してることだし」

「ありがとうございます」

あ、そうだ。

「ね、衣千夜？髪にゴミついてない？」

「あ、付いてる。とるから動かないでね」

「うん」

「はい、取れた」

「ありがと」

よし、これで大丈夫、だよね？