日中

私の部屋の整理を終えて、次に衣千夜の家へ必要なものを取りに行くことにした

「はぁ、やっと終わった」

「ね、てか。もうお昼の時間だし近くのお店で食べてこ」

「うん」

そして少し歩いて

「あそこの定食屋さんとそこのイタリアンのお店、どっちがいい？」

「あっちの定食屋さんにしよ」

「あれ？、衣千夜ってイタリアンの方が好きじゃない？」

「まぁ、そうだけど、今日はこっちがいいな」

わかった、じゃあ行こ」

そして私たちは昼食を済ませ店から出た時だった

消防車や救急車、パトカーが少し先のイタリアンのお店に集まっている。しかもお店からは赤い火と黒い煙が上がっていた。

「嘘」

「危なかったね、こっちのお店にしておいてよかった」

「うん、ありがとう。助かった」

「いいんだよ、別に」

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