第13話
そして私は急いで部屋に入った。
「ゆ、夢、、、?」
こんなのあっていいの?
混乱しすぎてわけわかんない。
そしてベッドに倒れ込めば、私は深い眠りに入ってしまった。
久しぶりに夢を見た。
両親の夢だ。
事故に遭う前の見送りの時の夢。
「お母さんたち,1週間出張に行くから、家で1人だけど、頑張ってね」
「うん」
「戸締りは気をつけるんだからね」
「うん」
「それじゃあ、行ってくるわね」
「うん、行ってらっしゃい」
今でも覚えてる。夢に出てこなくても。
お母さんもお父さんも私のことなんて眼中にない。そんな人たちから愛情なんてもらったこともあげたこともあったかわからない。
やっぱり、悲しく思えない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます