第12話

「え、、、なんだったの、、、?」



やばい,考えがまとまんない。え?どういうこと?深凪さんは私が好きなの?え?


そんなことを考えていれば



「あれ、楓?」


「、、、あっ、深凪さん。あがるの早かっまですね」


「30分くらいは入ってたけどな。てか敬語になってるね?」


「えっと、その」


「ちなみにだけど、さっきの嘘じゃないからね?あと、他の男に尻尾振ったら許さないから」


「は、はい」



すると、深凪さんが、ソファに座る私に近づいてきた。



「え、な、なに」


「俺と、付き合って?」


「え、、、!?」


「返事は?」


「えと、その、あの。は、はい」


「ふふっ、よかった。いい返事が聞けて。断られたらどうしようかと思っちゃった」


「こ、断ったら、、、」


「断ったら?うーん。とりあえず高校辞めさせて、それで「も、もう大丈夫!」


「そうなの?まぁ,いいけど」


「ほ、ほんとに私が好き、なの?」


「そうだよ?嘘に聞こえる?」



そう言って一歩ずつ近づいてくる深凪さん。



「い、いえ!」


「ふぅん?」


「ほ、ほんとに!も、もう寝る!おやすみ!」


「うん、おやすみ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る