第45話

そして最後の男のも終わりを迎えた。



やはり、2番目の男だろうか…。


ということで、宮内にそう伝えて僕は女のところに行った。



「うっ良真っ、くん…!」



僕に助けを求めているような目と声。こいつは自分がなにをしたのか自覚しているのだろうか…。


不思議に思い、僕はそいつに尋ねた。



「お前…何が悪いかわかってんの?」


「わ、私、が悪かった、のは、」



少しの間があった。

その間のおかげでこいつが何を考えているのかわかる。



「お前は、大人しく天罰下されてれば」


「あっ…!」



ということでとりあえず今日は、もうここにいる理由もなく、もう去って風呂に入り、眠りにつくことにした。

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