第30話

「まぁ、そんなことはさておき、大事な手続きがありますよ」


そんなことと言われてしまった、、、


まぁいいか


「手続き?」


「はい、婚約届でございます」


「そう言えばそうだね」

とりっくんが言う。


「え、?」


私だけ取り残されているようだ。


「え、婚約?」


「はい!婚約です」


「僕と莉里のね」


「え、!?」

なんだこれは、夢なのか、、、?


「夢などではございません」

心を読まれるような発言に驚く。

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