第7話
彼の家の「田原家」は魔法界の中でトップとも言えるほどの実力であり、右に出るものはそう簡単にいるものでもない
私の家はと言うとかなり平凡なのだが母魔法の実力は並ほどにはあるそう。
そして、羅衣は黒い笑みを浮かべ言い放った
「君たち、僕の時間を減らさないでよ。僕、君たちの声を聞くほど暇じゃないからさ」
まぁ、こらは日課とも言えるだろう
本当に懲(こ}りないなと思う
「羅衣、、、彼女たちが可哀想よ。喋れなくて苦しそうじゃない、、、」
「この人たちは苦しまなくちゃわからないと思ったんだけど、、、だめだった、、、?」
「だめよ、、、苦しいのは辛いもの」
「、、、わかったよ、りーちゃんが言うからね、仕方ないね」
渋々と魔法を解除した羅衣と私はその場から離れ教室にそれぞれ向かった
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