第4章 琥珀水晶の塔 後編
4
休憩室を出たみっこは塔内の寒さに驚いた。本当に昼と同じ塔なのだろうか?日中は少し汗ばむくらいに感じたのに、今は吐く息が白くなるのではないかという冷やかさだ。
バルミと先ほど別れてからまだ半刻もたっていない。おそらく起きているはずだ。みっこは適当にさまよい歩く。
塔内は静寂に包まれていた。大きな吹き抜けに月の光が降り注ぎ、なんだかこの世の光景ではないみたい。幼い頃にさまよった雪の積もった夜の雰囲気に、どことなく似ていた。
こんな中みっこのように足音を鳴らして歩いていれば必ず……
「どうしましたか。みっこ様」
ほら来た。
後ろを振り向くとバルミが心配そうな表情でこちらを伺っていた。
「ご気分を悪くされましたか。あ、お手洗いでございますか。申し訳ありません。休憩室に備え付けのものではお年頃のみっこ様には使い難かったかもしれませんな」
「違うんです。バルミさん。私、貴方を探していたの」
みっこの言葉にバルミは怪訝そうな顔をする。
「何か、お探し物でも?」
「いいえ。この塔について聞きたいの。この塔の持つ、違和感について」
みっこの言葉を受けて、バルミの瞳が怪しく輝いた。
「気になりますね。ただし、ここで話す話題ではなさそうですな。囚人達に聞かれる恐れがありますゆえ。こちらへどうぞ」
バルミは塔の最上階にあたるフロアへみっこを案内した。
「ここは私の自室でございます。塔内が一望できる、監視にはもってこいの部屋なのです。ところで違和感と申されましたな。それは一体どのような?」
透けた床に落ち着かなさを感じてきょろきょろしていたみっこはその質問で我に返った。
どうしよう。見当違いのことを言っていたとしたら。
……気になることは色々あったが、ここまで来たのである。ならば相手に伝わるよう、しっかりぶつけてみるだけだ。今できるのは、それしかない。
意を決して、みっこは息を吐きながら言葉をつむいでいく。
「バルミさん。この塔は本当に敵を見張るための塔だったのですか?」
「ほう。何故そのように思うのです?」
「本当にそうだとしたら、この塔はあまりに効率が悪くはないですか。たしかに全方角を見張るには人数を割く必要はあるけれど……。正直、敵の情報を手に入れてエルビザへ報告するだけならば少人数でもいいはずだし、何より小部屋をこんなに作る必要はないような気がして」
「なるほど。それではみっこ様はそれについてどうお考えなのです」
合っているのだろうか。わからない。わからないならば、今は言葉に出してみるしかない。
「例えば……敵を倒すためのもの、とか」
「倒す?監視ではなく殲滅が目的の前線基地であったということですかな」
バルミの問いかけに自信が揺らぎつつも、言葉を続ける。
「はい。そう考えた方がすっきりする気がして。敵を倒すための施設ならば一人一人が弓なりなんなりの武器を持っていたと思います。その場合、勝手に外に出られない部屋には逃げるのを防ぐだけじゃなくて反乱防止の効果もありますよね。それに、敵に侵入された時は相手を閉じ込める罠としても使えるかもしれない。バルミさん。この塔の中には昔の武器とかがあったりしませんか」
ふとバルミを見ると、そこには今までの社交的なものとは違う、楽しそうな笑みが浮かんでいた。思わずたじろぎそうになるのをぐっとこらえ、みっこはバルミの返答を待つ。
「見事。見事でございますよ、みっこ様。たしかにこの塔には原始的な弓から今では使い方のわからぬ魔法の道具に至るまで多くの武器が貯蔵されております。監視塔には不釣り合いなほど。この塔を管理していることになっているエルビザですら知らぬ事実に年端もいかぬ少女が気付くとは……」
やっぱり知った上で話を合わせていたんだ。みっこは少しむっとするけれど、それはとりあえず置いておく。
「みっこ様の仰るように、たしかにこの塔は前線基地であったと思われます。ですが、それが今の状況にどのように関係するのです?」
バルミの問いかけに、みっこは考えを整理する。うまく伝えようと思わないでいい。しっかり説明しよう。
「もしそうなら、敵が攻めてきた時には足止めをしなくてはなりませんよね。でもその時に部屋に一人残らなくてはならないとすると、塔内に入られた時に迎え撃つことが出来なくなってしまいます。だから、何か手があるはずなんです。緊急時、部屋から兵士が脱出するための方法が」
「確かに。本当の非常時には脱出できるよう準備はしていてしかるべきです」
「バルミさん。何でもいいんです。昔から残されている言葉とか図とか、ヒントになりそうな物を知りませんか」
バルミはしばし思案ののち、巨大な天窓を指さした。
「あの天窓から差す光をよく御覧下さい」
みっこは言われるままに、目をこらす。
「あれは……文字?」
光の中にうっすらと文字が浮かんでいるのが見える。天窓に微細な細工が施されており、光が曲がって文様となっているようだ。
「あれは、古代ナジカ文字でございます。訳するならば……『一人は二人を救い危機に備えよ』と」
一体どういう意味なのだろう。ただし、今回動いたことで判ったことがある。この塔の極地術には抜け道がありそうだということ。そして、そのヒントは先ほどの言葉の中にあるのではないかということである。
「正直に申し上げましょう。私も何らかの方法があるのではないかと、思いを巡らしたことがあるのです。ですが、見つけることが出来なかった。あの言葉はその調査の際見つけたものです。意味がありげな気がしませんか」
「ありがとうございます。バルミさん。みんなで明日、また考えてみます」
「そうですか。お役にたてたのであれば幸いですが。もう、お帰りになられますか?」
「はい。何か分かりそうな気がしました。また明日、よろしくお願いします」
互いに挨拶を交わし、別れる直前。
「あ、そうだ。バルミさん。私、この塔に武器があったこととか外の人達には伝えないから安心して下さいね」
みっこは振り向き、小声でバルミに伝えた。
「なぜ、それをわざわざ私に?」
「いえ、もしこの塔にそんな武器が備え付けられていて、基地として使えるものなのだとすれば、エルビザにとって危ないものに見えるんじゃないかと思って……。万が一閉鎖なんてことになったら大変なんじゃないかと」
バルミは少しの沈黙の後、口を開いた。
「お気遣い感謝いたします。私も造反罪などかけられたくはありませんしな。みっこ様が思慮深い方で助かりました。……お礼に、というわけではないのですが」
バルミはみっこの耳に顔を寄せ、囁いた。
「明日中にかっこ様を開放できなかった場合、速やかにエルビザへ戻ることです。いいですか。必ずですよ」
みっこは訳もわからず、はあと曖昧な返事を返す。バルミは「それではおやすみなさいませ」と言って扉を閉めてしまった。
翌朝。みっこは先日掴んだ情報をリンゴ達と共有した。監視塔ではなく前線基地であるという部分についてはあのリョキスンですら驚きを隠さなかった。
「なるほど。塔はいざというときの守りではなく、積極的な攻めの拠点だったわけか。リンゴ君、クリオの国の歴史書もあてにならんものだな」
先日歴史書の知識を披露していたリンゴに向かって皮肉を放つのも忘れない。
「こんな辺鄙な所に前線基地を作って何になるというんじゃ。この海岸線だけでどれだけの距離があることか!わしは断固歴史書の記述を信じるぞ。あ、いや、みっこの発想は素晴らしいのじゃよ。ただ、にわかにはまだ信じられんというかなんというか」
とリンゴ。
「どっちでもいいのよ。いい方法なんかこの数日ずうっとリオネルが考えてきたのよー。でも見つからなかったのよー。ならいっそゆっくり過ごすのよー」
とリオネル。カッコ救出隊は二日目にして崩壊の危機を迎えていた。
「でも、急いだ方が良さそうなの。昨日バルミさんが、今日中にかっこを助けられなかったら一度エルビザへ帰るべきだって言ってくれて……。きっと何かワケがあるんだと思う」
具体的なタイムリミットが設定されたことが全員の(リオネルは相変わらず腰が重そうだったが)目の色を変えた。とりあえずカッコの個室へ向かい、ああでもないこうでもないと試行錯誤を繰り返す。
「あの、皆さん。ご無理なさらないで下さいね。私は大丈夫ですから……。ここで過ごす時間をみっこさんの門の探索にあててください」
囚われの姫の言葉はとても優しかったが、試行錯誤に心が折れ始めているみっこ達にとっては優しい刃でもあった。
「でもなあ、カッコよ。お主にとっても貴重な十日間なのじゃぞ。聞いた所によればかっこは既に二十日ほどこちらで過ごしているというではないか」
リンゴの言葉にカッコは少しためらってから口を開く。
「ごめんなさい。皆さんの好意は嬉しいの。けど、私は帰れても帰れなくてもどっちでもいいかなと思ってしまっているのです」
それはどういう意味なのか……を問うよりも早くリオネルが不躾に、無遠慮に言葉を続けた。
「カッコは元の世界の記憶が無いのよ。だから元の世界のことをよく知らないし、帰ろうという執着も弱い。困ったことなのよー」
なるほど。みっこは納得する。この少女がまとっているどこか浮世離れした雰囲気はその記憶喪失のなせるワザなのかもしれない。
「みっこさん。ごめんなさい。本当ならあなたと元の世界の話でも出来ればいいのだけれど……。そういう訳なので、皆さん、本当にお気になさらずに」
カッコはそう言うが、こちらとしてはそうはいかない。気がかりなのはバルミの言葉だ。彼は何かを知っている。明後日以降に、みっこ達にとって不利益になる何かが起きるのだ。ただ単に時間を消費される以上の何かが。そして、それはカッコにとっても不利益なものに違いない。
みっこはカッコとまだ仲良くはなっていない。それは認める。しかし、自分を置いていってくれと言われて、はいそうですかと言ってはいけないような気がする。
「本人がそう言っているのだ。ここは言葉に甘えて先にお暇させて頂くのはどうか?日中は暑いと言っていたのは本当だな。蒸し風呂のようじゃないか」
みっこの葛藤を馬鹿にするかのように冷ややかなリョキスンの声にやる気をそがれながらも、みっこ達は再度脱出のカギを探し始めた。
「『一人は二人を救い危機に備えよ』という言葉がポイントなのだと思うけれど……」
みっこの言葉に「む」とリョキスンが反応する。
「なんだね、その言葉は。初耳だぞ」
うっかりしていた。前線基地の話ばかりしていて、みっこは言葉のことを伝えられていなかったのである。
「そんな言葉から何かわかるかの?」
「リンゴ君。君は歴史の知識はともかく視野が狭いようだな。大ヒントじゃないか。一人は二人を助け、ということは一人で救出にいける……つまり部屋にいる者の他に誰か一人いれば脱出が可能ということだ」
リョキスンは続ける。
「そして、一人が二人を助けるというメッセージだが、多くの人員を迅速に開放するための方法ではないのかね。一は二に。二は四に。四は八に。この方法であればすぐに百はある個室を開放することが出来る。と、なればだ。おそらく物体としてのカギは使用しないのではないか?必要なのは合言葉やら手順やら……いずれにしても形のないものであろうよ」
さすがにリンゴもプライドが傷つくのか、リョキスンに食ってかかる。
「なぜ形のあるカギがないとそこまで自信をもって言えるのじゃ?」
「この塔の構造ゆえだ。休憩室ですら通常の個室を改装して使っているような、個室以外の特殊な構造が全くないこの作り。もしカギのようなものを置くのであれば、それこそバルミさんが使っている最上階くらいのものだが、そこまで一人一人がカギを取りに行くとは考えにくい。戦場では一秒が戦況を変えるのだからな。……かといって日頃から多くのカギを兵に持たせていれば最早わざわざカギをかけている意味も無くなってしまう」
みっこは空想する。今まさに敵が攻めてこようという瞬間。兵達がカギを求めて現バルミの部屋の戸を叩いているのを。お世辞にも通路は広くない。大混雑の中、足を踏み外して階段を転げ落ちるものがでる始末。たしかにリョキスンの言う通りのようだ。
「問題は、どういう動作が必要なのか、ということだ」
一瞬動きはあったものの、再び硬直状態に陥りつつある予感がする。しかし、その予感を打ち砕くかのようにカッコが言葉を繋ぐ。
「みっこさんの言っていたように、外敵を封じるために使えたとして、カギとなる動作がすぐに真似をされては結局開放されてしまいますよね。少し複雑で、変わった動作なのだと思うのですが……。変わっていて、塔内の皆が覚えているような動作……」
その時、みっこの脳裏に思い出される記憶があった。この塔内に入った時、バルミは変わった動きをしていなかったか。 『この塔のしきたりでして』と、いうことは昔から伝わっている所作のはず。
「塔に入った時にバルミさんがやっていたあの挨拶。あれはどうかな」
その場にいた一同(リオネルは除く)は同時に同じ所作を思い浮かべたようだった。
「試しにやってみますか?」
「いや、お嬢さん一人でやっても仕方がない。おそらく二人で同時にやる必要があるだろう。みっこ。やってみてくれないか」
みっこはカッコの部屋に入る。壁もなにもないのだけれど、なんとなく空気が変わったような気がした。
もし今カッコが外に飛び出してしまえば、みっこはここから出られなくなるのだ。そんなことは起こりえないと思いつつも、なんだかそわそわしてしまう。
「みっこさん、動作は覚えていますか」
カッコに頷き、みっこは両手を前に出した。
「じゃあ、せえのでやるよ。……せえの」
合図に合わせて二人の手が同じ動作を始める。右の掌を地に、左を天に向け。それぞれ八の字を描くように大きな円を描き。最後に胸の前で勢いよく合わせる。
パンッ!
心地よい破裂音が響く。動作が、終わった。
「とくに、変わりない気がするけれど…」
「試しに二人で一緒に外に出てみましょう」
二人は顔を見合わせて、せえので足を踏み出す。すると。
ぶにん。
足が、何か弾力のある何かに触れ、それ以上は進めなくなってしまった。
「駄目ですね。一人で出ようとしたときと変わりません。他の手があるのでしょうか……」
そうなのだろうか。もしそうなのだとしたら、打つ手なしだ。思い浮かぶものもヒントもない。何か見落としていないか。
「むう。全くわからんのう。もっと簡単な握手にでもしておいてくれればいいものを!」
リンゴが憤る。それをリオネルが大きなあくびをかきながら「焦っても仕方ないのよう」となだめる。
握手?
「そうだ!握手だよ!」
みっこはカッコの手をとる。
「バルミさんは最初に会った時握手のようなものと言っていた。なら、この動作を二人で手を取ってやってみたら……」
カッコも意図に気付いたようである。二人は向かい合い、今度はもっと近付いて、互いの手を重ねた。
「せえの…」
二人で息を合わせて、重ねた手を八の字の軌跡にそってゆっくりと回していく。四つの小さな掌はそれぞれの旅路を終えて、二人の胸の前で一つになった。みっこの手がカッコの手を挟む形で、先ほどより鈍い音が空気を揺らす。
ぱむ
その瞬間、部屋の出口が揺らいだような気がした。目では見えないあのぶよぶよが道を開けたのがわかった。
みっことカッコは目配せしあい、共に一歩を踏み出す。
コツン。
拍子抜けするほどあっけなく、二人の足は通路へはみ出て固い音を立てていた。焦らず、もう一歩。これで体が出る。……コツン。
みっことカッコは、二人で手を取りあったまま通路へ出ることに成功していた。
思わず顔を見合わせる。お姫様のようだったカッコの顔が年相応に緩み、神経質そうだったみっこの顔もつい砕けてしまう。
「やったー!」
みっことカッコは互いに握った手をぶんぶん振り回しながら脱出を喜んだ。
戦後失われていた脱出法を二人が解き明かしたのだ。晴れやかな、誇らしい気持ちが膨らんでいく。
「おいおい、何の騒ぎだ?」
「あれ、あの嬢ちゃんはショーリに騙されて幽閉されていたんじゃあないのか?どうやって出てきたんだ!」
「畜生、見てなかった!」
周辺の部屋から上がったざわめきは次第に大きくなっていき、やがて塔内すべてを飲み込んだ。
「すばらしい……!本当にこの塔の埋もれた秘密を解き明かしてしまったのですな。一体どのような魔法を使ったのです」
騒ぎを聞きつけたバルミは鷹揚な態度を崩さず、拍手をしながらやってきた。
塔に伝わる挨拶がカギになっていたことを伝えると、バルミは苦笑いをした。
「なるほど。それは盲点でしたな。こんなことなら囚人達にあの動作を教えなければよかったです。カギの秘密を見ていた者がいるかもしれませぬ。警備の際は気を付けねば」
口では現実的な言葉を述べつつも、バルミの表情は心持ち柔らかい。彼も内心気にしてくれていたということなのだろうか。
「さて、皆さま。お喜びの所申し訳ないのですが、この騒ぎを沈めなくてはなりません。皆さまがいる限り彼らの興奮は止まないでしょう。追い立てるようで申し訳ないが、エルビザまでの帰りの砂船を出しますので、早々にお引き取り願えますかな」
そう言って、申し訳なさそうにみっこに目配せする。タイムリミットのことを気にしているのだろう。リオネルは「今日はゆっくり休んで…」とごねたが、リンゴがエルビザの豪華な食事について耳打ちすると騒がなくなった。
そして一行が荷物をまとめゴンドラへ乗り込む時。
「もし。みっこ様」
バルミがみっこを呼び止めた。
「お見事でした。貴女の知恵には感服いたしました。その知恵に挑戦というわけではないのですが、一つ謎かけを。この塔はみっこ様の言うようにおそらく前線基地だったのだと思われます。ですが、それ以上に大きな勘違いがこの塔にはあるのです。それが何かわかりますかな」
みっこは一生懸命考える。が、何も思い浮かばなかった。
「いいのです。意地悪な謎かけなのですから。また相まみえることがあれば、その時に答えをお聞かせください」
バルミは今までで一番柔らかい笑顔でみっこをゴンドラへ送り出した。
「さようなら皆さま!ゴンドラは自動で止まります。止まるまで身を乗り出したりしてはいけませんぞ!お元気で!」
バルミはそう叫びながら、ゴンドラのスイッチをいれた。ガランゴロンと耳慣れない機械音が鳴り響き、みっこ達を乗せたゴンドラはガタガタと地上に向かっていった。
バルミはその姿が見えなくなるまで、ゆっくりと手を振り続けていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます