第5話 この先へ進む前に…
この先は彼の話を元に、私が時代背景や解説を描写しつつも、打餓鬼(だがき)目線での話になる。そして彼が話す1つ1つのエピソードには、彼が辿って見てきた世界と、『もし、あの時こうしていれば』という、
謂わば"if"の世界を辿る2つのルートを巡り、結末を迎える事になる。
2024年11月 現在。
ウクライナとロシア、イスラエルとパレスチナ
両者間では戦争が今だに続き、解決の糸も見えないままだ。そして、アフガニスタン、シリア、リビア、イエメン等、終わりなき紛争も各地で行われている状況だ。
そこには倫理観や善悪もなく、憎悪や欲がひしめき合い、何が正しく、何を間違えたのか…分からなくなる状況は容易に想像がつく。何故人は争い続けるのか。人とは生来悪なる者なのか。それとも善なる者か。是非、この小説を読んでいる皆さま方にも考えて頂き、善悪とは誰が為にあり、何の為にあるのか、そして人が生きる上で何を考え、どうあるべきか。愚脳な筆者に、どうかその考えを教えて欲しいと思う次第である。
この先は残酷的な描写やおぞましい程のエピソードも多々ある為、苦手な方はここで読む事を辞める様、おすすめする。
それを分かった上で尚、共に思考を巡らせて頂けるのであれば、有り難い事この上なく、感謝の意を現させて頂きたい。
それでは、話の続きに戻りたい。
ー悲しきも優しく、儚くも温かい、
化け猫の生涯をとくとご覧あれ。ー
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