第3話 新しい環境
その後、司法書士の先生にお願いして債務整理という利息が着かず毎月一定の金額を支払い返済する処置を取り、少しは楽になったものの生活は中々良くはならなかった。
どうにか早く借金を返済したいと思い、とうとう自分の手を汚し始めてしまった。
今思えば踏み止まるべきだったと思う。
当時アミューズメントパークという名目で求人誌にカジノのバイトがあった。
もちろんカジノだなんて想像もしなかった。
仕事内容はホール作業から始まり、ゲームに関しては人によると思うけど、僕はルーレットのチップ拾いから始まった。
時給も高く非現実的な空間で内容は面白かったな。
だってゲームしてるだけだしね。笑
働いてる人達はクセのある人達ばかりだったけど。
数ヶ月働いて交通事故にあってしまいカジノは辞める事に。
その時、
「友人が客引きやらない?」
と誘ってきて、とりあえず一緒にやってみる事に。
コレは路上での客引き行為でやってはいけない行為である。
当時はお金欲しさに気にせずやってしまった。
この時は音楽活動もお金を得る為にCDを作ったり、グッズを作ったり、客も100人は常に入っていたので、定期的にお金を皆んなで分けたりと色々と順調だと思っていた。
そこから又してもメジャーでのCD流通の話が来る事に。
更にバックミャージャン(インディーズ)での仕事も請け負う事が出来たので、音楽をやってる人からすると羨ましがられる環境に居る事が出来たと思う。
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