第23話

「おう!来たな!

飛鳥よ、この間はご苦労だった!大成功に終わって、あちらからもお褒めの言葉を頂いた!」



相変わらずテンション高いな



俺は今、雅之さんに呼び出された理事長室にいる。



ニコニコと嬉しそうに笑う雅之さんに恐怖さえ覚える




「そこで、お主に最後の仕事をしんぜよう!

な、なんと、クイズ王に挑戦してほしい。」




もう慣れたよ、雅之さんが可笑しいのには



だけど、また訳のわからない事を言ってどうしてやろうか



「・・・。」



クイズ王ってなんだ?



はてなマークが浮かぶ



「くっくっくく、我が校が都内きっての進学校なのは知ってるだろう!な、なんと、全国の天才たちが競い合う大会に出場以来がきたんだ。」



なんとなく、読めてきた



嫌な予感しかしない



「そこで、その大会に君を推薦する!

もう2人飛鳥くんが選びなさい!」



・・・もうさ、何て言うか付いていけないや





「・・・。」



いろんな意味で住む世界が違う

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