第21話

時代は変わっていく



その代の特徴やルールだってある



それにトップがある必ずしも何かしらの繋がりがあるとは限らない



俺の場合は家のこともあり警察とも繋がりがあるからある程度なら融通が利く



でも、そうじゃないことだってある



だからこそ、仲間や繋がりは大切になってくる



そして、俺たちの意思や伝統を引き継ぎながらもそれぞれの色に染めていってほしいという思いある。




「反対する奴が居たら今ここで言って欲しい。」



全員な顔を見回しながら反応を待つ



「飛鳥さんが言うなら。」



「俺はいいっす。」



「紅龍が無くなるのは嫌だ。」



それぞれの思いを口々に話し出す



賛成もしてないが反対もしないというメンバーが数人いた



迷っている、そんな感じだ。



「連合を組んでも俺たちは変わらない。

自由でやりたいようにやる。それが俺たちだ。」



きっと、変化を恐れている



"今"が変わることを恐れている



「そうだろ?形が変わろうと何であろうと俺らが過ごした時間は変わらない。それがある限りまた、作り直せばいい。間違った方向に行ったら正せばいい。

俺らの根本にあるもんは変わらないんだから」


安心、絆、仲間



俺らの根っこは変わんないよ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る