第13話
「そうだね、まずは俺にかかって来な。
大体、60人くらいか。」
よく言うじゃんか
男は喧嘩を通して仲良くなるって。
言葉なんていらない、拳を交わして分かり合うってな。
「はあ?てめぇ、舐めてんのか?」
「総長の客でも調子乗んなよ。」
この反応が普通か
「ふっ、威勢がいいね。
その調子でかかってきな。」
挑発気味に言葉を投げかけると何人かが向かってくる
それに釣られ半分くらいが走ってくる
繰り出される拳を受けたり、避けたりしながら1人ひとりを観察する
その場を動かず10人くらいはどうしようか迷っていて、残り数人は鋭い眼で周りを観察している。
へー、いい線いってる奴らもいるね。
それに、鍛えれば結構強くなりそう
何人かはダメそうだけど殆どいい奴らだ
「ほら、掛かってこい。俺に一発でも入れられたら何でも言うこと聞いてあげるよ。」
こんなに大勢で掛かってきても未だに拳は俺に届かない
意外と大勢で責めると動きにくいんだよね
チームの連携が取れていないと逆効果で弱くなる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます