第2話

「分かってるんだろうな?

それなら、全てお前に任せる。」



「はい、先代たちの思い、格式全て分かった上でやるつもりです。あなたに承諾を得た後、他の方たちにも承諾を得るつもりです。」



目の前にいる男に頭を下げる



昔とは違い暴走族というものに世間の目は厳しい



そのため、俺たちは俺たちで生き残る術を考えないといけない



「俺にとって、居場所だったようにこれからも誰かにとっての居場所になれるように残していきたい。

そのためにも、連合を組んでチームを守っていきたいんだ。」



紅龍を守るためには輝神やその他の正統派と言われるチームと助け合う必要がある



情報共有やお互いが危ない時に助け合える関係



それに加え、同じような状況に置かれた者同士分かち合える空間が作れる



「そのために、紅龍初代の承諾が必要なんです。

チームのみんなには話して了承は得ました。」



公にする必要もないけど少しくらい正体を明かしてもバチは当たらないだろう

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る