ログ9 集う仲間~作戦会議~
2Fの集会所には多くの人が集まり、その中に何人か知った顔がいた。
23歳。俺の5個上で小さい頃よく遊んでもらった。
覚は19歳で頭脳明晰だが運動音痴
透は18歳で昔からの友人で気は優しく足が速い。
2人は兄弟だ。
19歳。中学時代の剣道部の先輩。
剣道の腕は県内で10本の指に入る有段者。
18歳。友人。父が医者で文も医者を目指してる。頭脳明晰だが運動神経はない。
18歳。以前は友人だったが、俺のいた世界では、小賢しい手を使い、皆から見放された男。非常にズル賢い男。
この世界ではまだあれはやっていないから、この世界の俺にも周りにもまだ見放されていないとは思うが俺は注意しておこう。
市議会議員のおじさん
年齢はわからないが50代かな?
自治会とかいろんなとこによく顔を出すおじさんだ。
今は顔色が悪い。
元暴走族。当時は筋肉ムキムキの恐い人だったそうだが、今は贅肉タプンタプンのおじさん。39歳。
その他にも大勢集まってる。
これならいけるのかな?と希望が湧いてきた。
「ようし!これから作戦会議をする。なんとしてでも豚どもから住民を守るぞ」と自治会長の広野が言う。
そこでまとまった意見はこうだ。
足の速い村崎、透、博正と数人が豚を誘導する誘導班。
集会所手前のホールに誘い出したところで、待機していた罠班が低く縄を張る。
豚は足が短いから縄に引っ掛かり倒れる。
そこで除雪用のスコップで俺、梨内、石丸+αでタコ殴り
この作戦は広野自治会長のアドバイスを元に覚&文の秀才コンビが考えた。
これでやってみよう。
広野自治会長の檄が飛ぶ。
「手筈通りやればきっと大丈夫だ!やるぞぉ!」
「「「「「おぉ!!!」」」」」
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